2022年61校目はプリンスリーグ九州で首位を走る強豪・神村学園高校サッカー部!取材に協力してくれたのはキャプテンの大迫塁選手。
キャプテンに任命された経緯や苦労話などを語ってもらいました!

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大迫 塁
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:177cm/69kg
■前所属チーム:神村学園中等部(鹿児島)
■見てほしいプレー:正確な左足のキックと戦術眼

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Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「昨年の選手権が終わっ後にすぐに有村監督と話し、キャプテンをやりたいと伝えたんです。元々神村学園中時代もやっていたので、自分が先頭に立ってやっていきたいなという思いが強くありました」

Q:そこから工夫をして、色んなチームのいいところを取り入れながらやってきていると思います。そこはいかがでしょうか?
「自分がキャプテンになったら取りれたいことが下級生の頃から色々あり、正式にキャプテンになったので色々トライしていこうと思いました。もちろんうまくいくこともあれば、これはやらなくても良かったなというのは来年しなければいいと思うし、必要であれば続けてくれればいいので、そういう年にしたいと考えています」

Q:実際に取り入れているモノはなんでしょうか?
「高川学園のように部内で役職を作ったり、あとは食事のところも取り組んでいます。去年まではそんなに制限はなかったけど、今年はお菓子とか炭酸を禁止にしたんです。ただ、例えば、全カテゴリーが週末のリーグ戦で勝ったら次の日はOKにしたり、そういうメリハリをつけています。普通にやるよりも、楽しいと思うので。あとは部の整備もそうだし、人間関係もそう。なるべく悪口や陰口を言わないようにしようとか、常に面と向かって言える関係にならないといけないのでそういう決まりを作りました。有村先生にも言われるんですけど、深い関係じゃないと本当の関係性は生まれないし、深い関係になればなるほど相手を傷つけてしまうこともあるけど、それが仲間のためにもなります。自分も厳しいことを言われるかもしれないし、逆に立場的に言わないといけないところもある。そういうのを言えるようにして、言われた時に受け入れる懐の深さを少しずつ身に付けていければいいなって思います」

Q:いろんなものに取り組んでいるけど、自分の成長につながっている部分はありますか?
「やっぱり、自分が気づけなかったことというのを他の選手が持っていて、そっちを取り入れてみようという意識が出てきました。どっちかという、色々言うタイプだけど、それをすっと受け入れてまたいい自分になれるようになりたい。自分の価値観だけではなくやれているのは成長だと思っています」

Q:冬の選手権に向けて意気込みを教えてください。
「まだまだ全然日本一になれるようなチームではないとみんな感じているし、これからだと思います。いろんなものを突き詰めていきたい。自分としては今までチームの裏方に回って、ゲームでもチームのためにやっていたけど、そろそろ自分が結果を残すところをやっていきたい。ある程度はチームに任せて、自分自身は結果にこだわる。点数は常に取りながらやっていければ、それがチームのためになると思います」

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