2022年53校目は4回目の選手権出場を目指す札幌大谷高校サッカー部!取材に協力してくれたのはキャプテンの安食優斗選手。
キャプテンになった経緯やキャプテンになってから意識していることなどを語ってくれました!

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安食 優斗
■ポジション:DF
■学年:3年
■身長/体重:171cm/63kg
■前所属チーム:札幌大谷中学(北海道)
■見てほしいプレー:インターセプトとカバーリング

Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「トップチームに帯同させて貰った昨年は、高校2年生のキャプテンとチームの副キャプテンという役割を任されました。そうした経験もあり、選手権予選で負けた翌日に監督から、『キャプテンは安食で行く』と言われました。任される前から新チームでは、自分がキャプテンをやるだろうと自覚はしていました」

Q:キャプテンになってから意識していることはありますか?
「ずっとトップチームに帯同していたので、これまではあまり下の学年の選手と会話する機会がありませんでした。同じ学年の選手はいつも近くにいるので自然とコミュニケーションがとれますが、1個下、2個下の選手ともコミュニケーションがとれないとチームは良くなりません。トップチームだけでなく、チーム全体を良くしたいと思い、自主練している際は積極的に声をかけています。最初は親しい話はできないので、『サッカーの調子はどう?』といった会話から始まり、仲良くなれたら普通の話もしていく。様々な選手と話すうちに、カテゴリーを超えた交流が増え、お互いの状況が分かり合えるようになりました」

Q:昨年のチームから受け継ぎたい物はありますか?
「昨年はチームとして意識する前からのプレスができる試合もあれば、力関係的にできなくて引いた試合もありました。今年はどのチームが相手でも、昨年以上に走って前からプレスをかけて、ショートカウンターを狙って行きたい。伝統を受け継ぎながらも、自分たちの代で少しでも進化していきたい。前からのプレッシャーでショートカウンターを狙ったり、テンポ良くゴールに素早く攻めg手行くのは受け継がれたスタイルですが、それを少しでも進化させ、1個下、2個下の代に受け継いでいければと思っています」

Q:やっていて大変さを感じる瞬間、良かったと思う瞬間は?
「僕一人でチームをまとめようとしても人数が多く、まとまりません。まずは3年生を引っ張って、上の学年として責任を持った行動する姿を見せることがチームとしてのまとまりに繋がると考えていますが、周りを巻き込むのはやっぱり難しいです。自分が良いプレーをして、チームが活気づいたり、盛り上がった時は自分の立場がチームに活きているなと思えるので、キャプテンで良かったと感じます」

Q:インターハイ予選は準々決勝で敗れ、悔しい想いをしました。
「相手に引かれた中で上手く攻められませんでした。自分自身も後半ラストの決定機を外して、延長戦に持って行ってしまった。PKも外してしまい、個人としてもっとやらなければいけないと痛感しました。良いプレーだけでなく、結果で勝利に導くのが大事。CBですが、前線に上がっていく機会も多いので、チャンスをしっかり決め切ったり、ピンチを防いだり、結果を残す作業まで拘らないと勝てる試合も落としてしまうと学びました。これからは決め切る、守り切れる選手になっていきたい。冬こそはまず選手権をとり、日本一になれるよう頑張りたいです」

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