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親元から離れて寮生活をしている全国の高校サッカー部員たちは、どのような一日を過ごしているのでしょうか。
今回、取材に協力してくれたのは、サッカー場、140人を収容できる宿泊施設、360人を収容できる研修施設を兼ね備えた『松本学園スポーツセンター』を開設した広島の強豪・瀬戸内高校サッカー部!
千葉県出身の渡辺選手に、一日のスケジュールや食事などの寮生活について話してもらいました。

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渡辺 浩史
■ポジション:DF(センターバック)
■学年:2年
■身長/体重:176cm/66kg
■出身チーム:柏レイソルAA長生(千葉)
■自分の見てほしいプレー:「サイドや縦へのパスの供給」

◆江川選手の取材日のスケジュール
6:30 起床・朝食
7:00~7:40 自主練習
8:00 寮を出発・授業
16:30~19:30 練習・自主練習
~20:00 夕食
~21:00 入浴・点呼・清掃・学習・自由時間
23:00 就寝

■渡辺選手の寮生活
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卒業後に鹿島アントラーズに加入し、現在はスペインのバルセロナBに所属する安部裕葵選手や、大学を経て栃木SCに加入し、現在は徳島ヴォルティスでプレーする浜下瑛選手などを輩出している瀬戸内高校。昨年度はインターハイ、選手権とも出場を果たし、今年も全国大会での躍進を目指しています。

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2つあるサッカー部の寮のうち、学校の目の前にあるのが『若草(わかくさ)寮』です。1年生から3年生までの28人が暮らし、学業とサッカーを両立させながら学校生活を送っています。ここで生活しているのが、千葉県出身の渡辺浩史選手。中学時代に同じクラブでプレーした先輩や同期は1人もおらず、「知り合いが誰もいないところでプレーしてみたかった」という理由で瀬戸内高校に進みました。

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サッカー部は松本学園スポーツセンターのほかに、学校の校庭でも練習します。「学校のすぐ近くに寮があるので、居残り練習で自分の足りないところを鍛えた後も、すぐに帰って食事をしたり、お風呂に入ったりできるので、ありがたいです」と渡辺選手。松本学園スポーツセンターの横に新設された『宏隆館(こうりゅうかん)』とともに、素晴らしい環境が整っています。

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宏隆館は5月に使用が始まったばかり

「疲れているときに洗濯機を回したまま寝てしまい、次の日の練習で着るウエアがない、ということがありました」という失敗談もある渡辺選手ですが、「中学時代は体が細かったですが、筋肉がついて体が太くなり、当たり負けしないようになりました」と語ります。筋力トレーニングだけでなく、練習後すぐの食事で栄養補給ができる環境も、体づくりに役立っているはずです。
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渡辺選手は昨年、インターハイ、選手権とも登録メンバーに入れず、サポートメンバーとしてチームに帯同しました。「メンバーに入れなくて悔しかった」との思いを胸に、今年度は「試合に出てチームに貢献したい」と燃えています。寮生活で鍛えた心と体、さらに「自分は攻撃面が武器なので、落ち着いて視野を広く持ちながら、サイドへの展開や縦パスを入れていきたい」というプレーで予選突破に貢献し、「全国大会でも活躍する」のが大きな目標です。