最北端と最南端。約2200kmも離れた北海道と沖縄で日々トレーニングに励む旭川実と那覇西。本州から離れているチームの遠征事情や新型コロナウイルス感染拡大で活動休止中の取り組みについて聞いてみたぞ!取材に協力してくれたのは旭川実業の長代和選手と那覇西の山川樹選手だ!

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長代 和
■ポジション:DF
■学年:3年
■身長/体重:179cm/77kg
■前所属チーム:浦幌町立浦幌中学校(北海道)
■自分の見てほしいプレー:ヘディングと空中戦の強さ

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山川 樹
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:178㎝/69kg
■出身チーム:casa okinawa U-15(沖縄)
■自分の見てほしいプレー:ビルドアップでアンカーとしての役割を果たす

Q:本州から離れているので遠征を行なえる回数は限られています。そこはいかがですか?
長代「僕らは遠征でフェリーを結構使うんですけど、17時間とか乗るんです。1年生の時に初めて遠征した時は初めての体験でかなり楽しかったですね」

Q:フェリーの中では何をやっているの?
長代「自由時間もあるんですけど、仲間で分かれて話し合ったりします」
山川「そうなんですね。僕たちも長期間の休暇にならないと遠征に行けません。特に沖縄から本州に行くためには飛行機を使う必要があります。なので、年に3、4回ぐらいしか遠征ができないんです。飛行機はお金がかかりますし、本州のチームのように自由に遠征ができないんですよね。そういう意味では1回の遠征の大事さは感じています」

Q:徐々に練習試合が行なえるようになって来ました。新型コロナウイルス感染拡大による自粛中はどのように捉えていましたか?
長代「緊急事態宣言が解除されるまでは活動ができませんでした。その間はスタッフからタスクを与えてもらっていたので、個人で取り組んで走り込みとかをやっていましたね。ある程度活動ができるようになってからは、対策を取った上で練習をしていて、練習試合もずっと道内のチームとやっていました。満足にトレーニングができない時期が続いて、夏のインターハイもなくなりました。その中で夏休みに遠征を行なえました。この経験をできないチームが多いので、僕たちはいつも以上に色んなものを吸収しようという意気込みがありました」
山川「僕たちは夏休みが終わっても、遠征ができないと思います。県内のチームとしか練習試合ができないと思うので、選手権まで1度も遠征がない状態になると思って日々の練習に取り組んでいます」

Q:実際にこのコロナの影響はどう?
山川「3月2日から練習ができませんでした。その期間は個別でトレーニングをやっていましたね。トレーナーさんからフィジカルメニューをもらったりして、取り組んでいました。サッカー部の活動は6月の頭から再開しました。ただ、2週間は制限がついていて、段階を経て活動ができるようになりました。練習試合も解禁されて、7月18日から県総体が始まったので本当に良かったです」

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