2020年の日大藤沢高校サッカー部には底知れぬパワーを持つストライカーがいる。192cmの鈴木輪太朗イブラヒーム選手だ。ガーナにルーツを持つFWはなぜフィジカルが強いのか。本人に話を聞いてみたぞ!

鈴木 輪太朗 イブラヒーム
■ポジション:FW
■学年:3年
■身長/体重:192cm/85kg
■前所属チーム:横浜FC Jrユース(神奈川)
■自分の見てほしいプレー:身体の強さと足元の技術

■日大藤沢のフィジカルモンスターは鈴木輪太朗イブラヒーム!
Q:フィジカルに自信がありますが、どのような点が一番強いのでしょうか?
「他のハーフ選手に比べると、僕は運動神経が良くないかもしれません。自分のイメージだとバク転とか簡単にできるイメージなんですけど、そうではないので自分はフィジカルの強さが武器だと思います」

Q:小学校の時から身体は強かったんですか?
「小学校6年の時に身長は170センチぐらいあり、サッカーをやっていても身体の強さで勝てていましたね。仲間と並んでいても一人だけ『え!?』ってみられるぐらい、身体が大きかったんです」

Q:小6で170センチということは、中学では20センチぐらい伸びたと?
「そうですね。中学時代に成長痛はあまりなかったんですけど、身長がどんどん伸びていくので、ボールタッチが身体についていかなかったのを覚えています」

Q:ご両親も何かスポーツはされていたんですか?
「ガーナ人の父はサッカーと陸上をやっていたみたいです。どれくらいのレベルか分からないですけど(笑)。母は水泳とバスケットをやっていました。母の家系はみんなバスケットをやっていて、母の妹も愛知県の強豪・桜花高校で、おじいちゃんとおばあちゃんも明治大などでやっていたと聞きました」

Q:小学校の頃から空中戦には自信があったんですか?
「実は小学校ぐらいまでヘディングが苦手だったんです。本格的に取り組み始めたのは高校入学後からでした」

Q:ポジションはずっとFWだったんですか?
「小学校ではFWをやっていて、小学校3年生で横浜FCに入ったタイミングでCBになりました。その後は負けていたらFWに上がるような感じで、中学に入ってからはボランチを努めるようなりました。ただ、中2でFWに戻って、中3でボランチ、高校に入ってからはずっとFWです」

Q:自粛中に身体をさらに鍛えたと聞きました。具体的にはどのようなトレーニングをやっていたんですか?
「3月の時点では4月ぐらいに全体トレーニングを再開できると思っていたので、コンディションを落とさないように続けていたんです。でも、自粛が延長になったので、そこからはこの期間にできる事がないかを探し始めて、自分の中で優先順位を付け担です。なので、左足の精度とフィジカルの向上を重点的にやっていました。特にフィジカルトレーニングは毎日やっていたので、身体付きが変わったと思います。首回りも太くなりましたけど、使う筋肉は全部やりました。特に腕はかなり鍛えられたと思います」

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