2020シーズンの28校目の取材は奈良の強豪・一条高校サッカー部!取材に協力してくれたのは、キャプテンの梅景俊輔選手!キャプテンになった経緯やインターハイの中止を聞いた時の心境などを話してくれたぞ!

梅景 俊輔
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:176cm/68㎏
■前所属チーム:奈良YMCA SCジュニアユース(奈良)
■自分の見てほしいプレー:パスとドリブルの選択肢を活かしたチャンスメーク

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Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「1年生の頃から学年のキャプテンを務めていたのですが、昨年は3年生にチームを引っ張る仕事をまかせっきりで、キャプテンとして認められる存在ではありませんでした。でも、選手権予選で負けてから、気持ちが変わりました。自分がチームを勝たせたいと思うようになったので、新チームになってから選手同士で話し合う場で立候補しました」

Q:取り組みで意識していることはありますか?
「昨年の時点で、僕らの代は試合終盤まで声を出したり、味方に強く要求できないと感じていました。そこを変えるためには自分から変わらなければいけないと思い、新チームが始まってから高い意識を持つようにしました。練習で気になる点を放置していてもチームが良くなりませんし、強くもなりません。自分が言った点を改善してくれたり、言い返してくれると良いやりとりになります。続けていくうちに周りの選手も意識が変わり、強い要求や試合中の声掛けができるようになってきました」

Q:キャプテンをやっていて良かった瞬間は?
「昨年は選手権予選やプリンスリーグ参入戦など試合終盤に点を決められて負ける試合が多く、今年は『隙なき一条、最後の一歩まで』というスローガンを選手で決めました。新チームになってから試合終盤の失点が減り、勝ち切れる試合が増えたので、昨年より改善しているのかなと思えて嬉しいです」

Q:やっていて大変さを感じる瞬間は?
「2年生の頃は学年の中心となるべき選手が自覚を持てていませんでした。多くの選手に覚悟が生まれてからはチームが良くなったと思うのですが、チームを引っ張ろうと自覚を持たせるのが難しく大変さを感じていました」

Q:インターハイの中止を聞いた時の心境を教えてください。
「インターハイと選手権で一条の記録を塗り替えることを目標にしていたので、中止を知った当初は動揺しましたが、他の部活とは違い、僕らには冬の選手権が残されています。悔しい想いをしている他の部活の生徒の分まで気持ちを切り替え、頑張ろうと思いました。昨年よりも良いサッカーをして、全国で勝てるチームを作りたい。強いし上手いチームになるのを目標にしながら、一条らしく粘り強く泥臭く戦う気持ちを持てるよう、頑張ります」

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