2020シーズンの26校目の取材は石川の強豪・鵬学園高校サッカー部!アンケート取材に協力してくれたのは、キャプテンの内山仁選手!キャプテンになった経緯や選手権の経験を今年のチームにどう活かしていきたいかなどを話してくれたぞ!

内山 仁
■ポジション:DF
■学年:3年
■身長/体重:170cm/67kg
■前所属チーム:前橋ジュニアユース(群馬)
■自分の見てほしいプレー:局面を一瞬で変えられる左足でのフィード

Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「昨年の全国大会で悔しい想いをし、もう一度あの舞台に立ち先輩たちを超えられるチームを作りたいと思ったので、監督との面談で『自分がやる』と意思表示をしました。そこで監督に後押ししてもらい、キャプテンを任せてもらいました」

Q:選ばれた時はどんな気持ちでしたか?
「最初はあまり実感が湧きませんでしたが、日が経つにつれ徐々に実感が湧いてきました。昨年のチームを超えられなければいけない状況でキャプテンをするプレッシャーは、自分をもう一度見つめ直すきっかけになりました。みんなに応援されるチームを作りたいと思ったので、サッカーだけでなく学校生活や私生活でも率先して行動するよう心掛けています」

Q:過去2年のキャプテンから学んだことはありますか?
「昨年のキャプテンだったMF河村怜皇さんや一昨年のMF輪嶋拓海さんが、弱音を吐いている所を見たことがありません。苦しい時や辛い時こそ、キャプテンがどれだけ頑張れるかが重要なんだと教えてもらえました」

Q:選手権の経験を今年のチームにどう活かしていきたいですか?
「昨年の選手権は連戦の中で、悔しい負け方をしました。対戦相手の矢板中央は、苦しい中でも勝ち切る力が強かったです。試合を通じて、自分たちが日頃からどれだけ自分と向き合って練習できているかが大切だと学べました。まずは自分がプレーで一番表現して、チームに雰囲気を伝えていきたいです」

Q:キャプテンをやっていて大変だと思う瞬間を教えてください。
「今年のチームは全体の仲が良く、良い雰囲気を作れています。ちょっと行き過ぎてしまうのが難点ですが、一人ひとりの意識も高く持てているので、あまり大変さは感じません。チームをまとめるのは簡単ではありませんが、やりがいの方が強く感じています」

Q:キャプテンをやっていて良かったと思える瞬間は?
「自分に任せるのではなく、全員が自らチームのために動いてくれます。そうしたチームメイトをまとめるのはとても楽しく、やりがいを感じられます」

Q:活動自粛が続く中で、意識していることは?
「個人としては身体の状態を保ちながら、感染に気を付けて行動しています。チームとしては、石川県を代表するチームだと思っているので、リーグ戦、選手権を獲れるように今自分たちができることを一人ひとりが考えて生活しています」

Q:最後に今年の目標を教えてください。
「今年は初めての選手権連覇、プリンスリーグ昇格を成し遂げるのが目標です。難しい戦いが続くと思いますが、自分たちの力を慢心せず謙虚な気持ちで戦いたい。選手権で昨年の借りがあるので、必ず返します」

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