2020シーズンの21校目は、岡山の強豪・作陽高校サッカー部!※取材日:2020年4月11日
代表としてチームを牽引する大森椋平選手、奥龍太郎選手、上岡悦士選手の3人に、大変なことや今年の目標などを答えてもらったぞ!

大森 椋平(写真左)
■ポジション:FW
■学年:3年
■身長/体重:180cm/72kg
■前所属チーム:J-FIELD岡山(岡山)
■自分の見てほしいプレー:攻撃の起点となり、点を取る

奥 龍太郎(写真真ん中)
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:181cm/68kg
■前所属チーム:ガンバ大阪門真(大阪)
■自分の見てほしいプレー:球際の強さとボール奪取

上岡 悦士(写真右)
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:168cm/63kg
■前所属チーム:アークレスSC(愛媛)
■自分の見てほしいプレー:ミドルシュート

Q:現在はキャプテンを決めないで、3人が代表としてチームを引っ張っていると聞きました。
大森「僕たちの代は、『全員がキャプテンの意識を持ってやる』ということで、当面は一人のキャプテンを決めずに3人体制にしたんです」

Q:大変なことはありますか?
奥「今、部員が155人くらいで、皆をまとめることの出来る声かけの内容や質について考えるようになりました。練習中や試合中、しんどい時に良い方向に持って行くことの出来る声を出したいと、ミスがあった時でも切り替えられる前向きな言葉をかけるよう心がけています」
大森「今まで僕は、自分のことだけちゃんとしていれば良い、と考えていた部分がありましたが、それでは駄目だと気づきました。全員に目を配るのは大変ですが、ピッチ上だけでなく、学校や寮での生活にもそれが出来ればと思っています」
上岡「自分はもともと声を出すキャラじゃないんですが、声を出さなきゃって思っています。一人ひとりが気づくことで、全員が何かに取り組むことが出来て、それが責任感ということなのかなと思っています」

Q:「責任感」とはどういうものですか?
大森「自分がチームを引っ張っているという自覚も、チームを救うプレーをすることも責任感だと思います。でも指導者からは『まだ甘い』って言われているので、もっとやらないと」
奥「誰かに言われて動くのではなく、人任せにせず、自分から気づく、自立が必要。プレーもですが、気持ちの部分もで、自分で考えて行動するっていう、メンタル的に大人にならないと」
上岡「しんどい時に皆で良い雰囲気を作っていきたいし、個人的にもチームを盛り上げたいですね」

Q:強化したいポイントは?
大森「チーム内で自分を出せていない選手がいて、自分で決断して周囲を動かす選手が増えればチーム力ももっと上がって結果が出ると思います」

Q:3人で話し合っていることは?
奥「良い雰囲気で練習をするにはどうするべきかを3年生で話し合い、下の学年とコミュニケーションを取るようにしました。今は遠慮なく要求してくれるようになったと思います。まだまだですが、進めていきたいです」

Q:今年の目標を教えてください。
大森「選手権で全国制覇したいです」
上岡「そのためにも皆が、『自分が試合に出る』という気持ちを持って、チーム内競争でモチベーションを上げたい。練習から、高い意識でやりたいです」
奥「この2年間、選手権に出ることが出来ていないので、僕らの代でもう一度、出たいです」

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