2020シーズンの18校目の取材は、2月の県新人戦で3年連続14回目の優勝を飾った沖縄の強豪・那覇西高校サッカー部だ!新チームをまとめる山川樹キャプテンに話を聞いたぞ!

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山川 樹
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:178㎝/69kg
■出身チーム:casa okinawa U-15(沖縄)
■自分の見てほしいプレー:ビルドアップでアンカーとしての役割を果たす

Q:新チームのキャプテンとなったいきさつは?
「選手権が終わって3年生が引退するときに全体ミーティングがあって、(仲程飛雄)キャプテンから直々に任命されました。ただ1~2年の代のころからキャプテンを自分がやっていたので覚悟を決めていました」

Q:実際に新チームのキャプテンになったことでプレッシャーは感じている?
「(昨年)選手権で優勝できなかったので、結構いろんな方々から『次は絶対に行ってくれよ』と声をかけられていて、そこはやっぱりプレッシャーに感じているところです。でも(2月の)新人戦で優勝できて、自分の中で今年のインハイ、選手権を目指す上で良い手応えはつかめましたし、九州大会は(予選リーグ敗退と)結果を残すことはできませんでしたが内容的には全然できていたと思います。まだまだ伸びしろがあると感じています」

Q:キャプテンの目から見て、今年のチームの印象は?
「去年2年生のときに公式戦に出続けた経験値の高い選手がたくさんいますし、攻撃のバリエーションは去年よりも良いと思います。逆に守備面で(仲程・前キャプテンのような)絶対的なCBがいない分、もっと組織的にならないといけないなと感じています」

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Q:ボランチでプレーする山川キャプテンが示すピッチ上での役割は?
「自分が積極的に声を出すことはもちろんですが、ゲームメイクをしたり士気を高めていくことが重要かなと感じています」

Q:各年代のキャプテンを経験してきたが、チーム全体を仕切ることの難しさは感じていない?
「1年、2年のときは同じ年代の選手たちだけに言えば良かったんですが、そういう意味では伝える量と質はだいぶ求められるかなと思います。けれども責任感はついてきていると思うし、練習では一番早くグラウンドに来て率先して先頭に立ち、みんなに自分の背中を見せることで引っ張っていきたいです」

Q:監督のコミュニケーションも重要となると思いますが?
「積極的にみんなと接して性格を知るようにするだとか、毎日いろいろ要求されています(笑)。自分の中でキャプテンの理想像が(仲程)飛雄先輩なので、真似しながら一歩でも近づけられるようにしたいです」

Q:インターハイに向けて。
「まだまだチームはもっともっとレベルアップできると思っていますし(県インターハイを)連覇したいです。そして去年、全国インハイの舞台で自分がシュートを外したことをきっかけにカウンターから失点したという苦い経験があるので借りを返したい。全国ベスト8進出を目標に良い準備をしていきたいと思います」

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