2020シーズンの16校目の取材は京都の強豪・東山高校サッカー部だ!取材に協力してくれたのは、キャプテンの掛見直央!先輩から学んだこと、キャプテンになって感じる大変さなどを語ってくれたぞ!

掛見 直央
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:167cm/58kg
■出身チーム:京都JマルカFC(京都)
■自分の見てほしいプレー:攻守両面での運動量と味方への声掛け

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Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「僕は良い3年生に恵まれ、1年生で選手権に連れていってもらえました。途中出場で試合に出させてもらい、全国の雰囲気や重みを学ばせてもらったり、誰よりも良い経験をしているのでキャプテンとして周りに伝えようと立候補しました」

Q:先輩からどんなことを学びましたか?
「1年生の頃はプレースピードについていけず、毎日必死でした。練習強度も高く、今年のチームは同じ基準を求めていきたいです。プレーだけでなく、色んな所に気を配れる人が多く、僕たち後輩がトップチームに上がった際は、緊張をほぐすためにコミュニケーションをとって、自分のプレーが出しやすい状況を作ってくれました。自分を捨てでもチームのために動ける選手も多かったので、とても勉強になりました」

Q:キャプテンになって感じる大変さはありますか?
「キャプテンをやらせて欲しいと監督に言ったものの最初は自分の力がなく、チームが良い方向に行きませんでした。自分は、先輩の鎌田大地選手のようにプレーで引っ張れるタイプではありません。チームのために何ができるか一人で考え悩んでいたのですが、周りの選手を上手く使いながら、やっていくのが正解だと気付けました。そこから、副キャプテンや同じ学年の選手と『自分一人では無理でも、周りにサポートしてもらいながら、チームを引っ張っていく』と話しました」

Q:どんなタイミングで気付けたのでしょうか?
「監督に『お前ひとりでは無理だ』と言われてきたのですが、最初は自分の力が認められていないと捉えていました。ただ、途中からチームスポーツは全員の力を合わせるものだと気付けました」

Q:チームをまとめるために意識していることを教えてください。
「チーム全体を見なければいけないので、トップチームだけでなくBチームや、Cチームの練習状況を把握しようとしています。チームを引っ張らなければいけないBチームやCチームの上級生とコミュニケーションを多くとることで、一人でもAチームに上がる選手を増やし、切磋琢磨できる構造を作ろうと考えています」

Q:やっていて良かったと思える瞬間はありますか?
「新人戦で優勝できなかったので、まだありません。自分がもっとしっかりして今後インターハイ、選手権で優勝できれば、そう思えると思います。その時まで自分が責任感を持ってキャプテンとして頑張りたいです」

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