2020シーズンの11校目の取材は静岡の強豪・常葉大学附属橘高校サッカー部だ！取材に協力してくれたのは、キャプテンの松永凌！キャプテンになった経緯や、今年の目標などを語ってくれたぞ！
松永 凌
■ポジション：左SB（右をやることも）
■学年：新3年生（現2年生）
■身長/体重：171cm/59kg
■出身チーム：エスパルスSS静岡（静岡）
■自分の見てほしいプレー：オーバーラップと攻守両面のハードワーク
Q：どんな経緯でキャプテンになったんですか？
「この学年でキャプテンになると思われていた人がサッカーをやめてしまって、じゃあどうしようと2年生全員で集まったときに、自分は他の人より声を出せるかなと思って手を挙げました。僕は中学の頃は全然そういうタイプではなかったし、自分でもチャレンジではあったんですが、自分のためになるかなと思って」
Q：実際にキャプテンになってみてどうですか？
「まだなりたてで新人戦が最初の大会でしたが、試合でも練習でもキツいときにどれだけ声を出せるかというのが大変な部分かなと思います。去年のチームでは先輩に頼っていて、キツいときに自分は声を出せてなかったので、キャプテンという立場になってその大切さをすごく感じています」
Q：キャプテンをやっていて良いなと思うことは？
「中学時代のチームメイトと対戦相手として会うことも多いんですが、『お前キャプテンやっているんだ、スゲーな』みたいに言ってもらえるとうれしいです。中学時代はまったく違うキャラだったので、最初はビックリされるんですけど（笑）」
Q：今年の常葉橘はどんなチームですか？
「能力的には去年より落ちるかもしれませんが、切り替えの速さとか、全員で守備をして全員で攻撃するという部分は負けていないと思います。その中で足下の技術がある選手がいたり、決定力のある選手がいたりするので、下からビルドアップしながら全員攻撃・全員守備で勝っていくというスタイルを目指しています」
Q：そうして全員で戦えたことが、新人戦の県ベスト4につながったと？
「そう思います。ただ、練習でやってきたことをもっと試合の中でチャレンジすれば、準決勝の藤枝明誠戦も勝てたと思います。だから、負けて落ち込むんじゃなくて、出た課題に対して真摯に取り組んでいけば、次に当たったときは勝てると思っています」
Q：今年の目標は？
「先輩たち（昨年のチーム）がプリンスリーグ東海に上げてくれたので、それは絶対に残留させないといけないし、総体、選手権でも全国に出られるようにしたいです」
Q：そのためにチームとして大事にしていることは？
「練習の良い雰囲気を作ることを意識していて、そこは少しずつみんなの自覚も出てきていると思います。あとは、この2月から4月までに個人個人がもっともっとレベルアップしていかないと目標達成は難しいと思うので、大事な2カ月だと思っています。そのために良い練習ができるように、周りを引っぱっていきたいです」
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