昨季の高校サッカー選手権で4強入りを果たした栃木の強豪・矢板中央高校サッカー部。今季のチームでエースストライカーを担うのが多田圭佑だ。昨季の高校サッカー選手権準々決勝では2ゴールを奪うなど、今季はチームの得点源として期待されている。そんな彼にストライカーとしての想いを尋ねてみたぞ!

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多田 圭佑
■ポジション:FW
■学年:3年
■身長/体重:174cm/65㎏
■出身チーム:坂本中学(茨城)
■自分の見てほしいプレー:得点感覚とゴール前での駆け引き

Q:コロナウイルスなどの影響を受け、満足に練習ができていません。チームの現状を教えてください。
「他のチームと試合をやって、どれぐらいのレベルにあるかを知りたいけど、それを図れないのは非常に難しい」

Q:練習ができないからこそ、意識しているポイントを教えてください。
「この時期だからこそできることをやっています。筋力トレーニングで追い込んでも、週末に筋肉痛が残っても大丈夫なので、そこはうまく活用できています」

Q:去年は選手権の準々決勝で2ゴールを決めて、脚光を浴びました。今年はプレッシャーもあるのでは?
「自分が夢見ていた舞台で得点を取れたので嬉しかった。でも、準決勝では決めることができなかったので、本当に悔しかったんです。新人戦でも栃木県大会準決勝で敗れて優勝できず、まだまだ甘いなというのを実感しました」

Q:新人戦で感じた甘さはどこでしょうか?
「自分のコンディションやプレーは悪くなかったのですが、準決勝の前に体調不良になって負けてしまったんです。悔しい思いをさせ、チームに申し訳ないことをしたと思っています」

Q:逆に選手権で活躍したことで注目されたけど、刺激になったと思います。
「自分は選手権で活躍したことで気が引き締まって、下手なプレーはできないぞという感覚が出てきました。他のチームの人も見ていましたし、自チームでも去年よりもボールが回ってきます。自分が決めないといけないなという自覚が増しましたね」

Q:エースストライカーとしての自覚はでてきましたか?
「去年から自分が勝たせたいと思っていたけど、今年はより強くなりました」

Q:FWはいつからやっていたのでしょうか?
「小学校からFWをやっていたのですが、高校入学直後はサイドハーフでも起用されていました。ただ、最終的にはFWに戻りました」

Q:サイドハーフやっていた時もFWに戻りたいなというのはありましたか?
「それはありました。やっぱり、得点が取りたかったのでFWが良かったんです」

Q:最後に参考にしている選手を教えてください。
「川崎フロンターレの小林悠選手です。相手との駆け引きが上手く、ペナルティエリア内での動き方や決定力の高さがずば抜けているので、尊敬しています。自分は身長が大きくありません。相手DFを出し抜くためには、一瞬の駆け引きでマークを外さないと得点が取れない。なので、小林選手みたいなFWになりたいです」

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