約2,200km離れた北海道と沖縄。日本の最南端と最北端の都道府県では気候も違えば、違えば文化も違う。そこで今回は全国大会出場経験を持つ北海道と沖縄の強豪校に話を聞いてみたぞ!協力してくれたのは旭川実の長代和選手と、那覇西の山川樹選手!第1弾はお互いの学校の印象などについて話してもらったぞ!
長代 和
■ポジション:DF
■学年:3年
■身長/体重:179cm/77kg
■前所属チーム:浦幌町立浦幌中学校(北海道)
■自分の見てほしいプレー:ヘディングと空中戦の強さ
山川 樹
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:178㎝/69kg
■出身チーム:casa okinawa U-15(沖縄)
■自分の見てほしいプレー:ビルドアップでアンカーとしての役割を果たす
Q:お互いのチームの印象を教えてください。
長代「沖縄県代表として、全国大会に何度も出場していて、沖縄の中で全国的に有名な高校だというイメージがあります。でも、対戦した経験がないので、イメージが湧かない(笑)。沖縄も行ったことないんです」
山川「フェスティバルなどで同じ大会に参加したことがあります。対戦していないのですが、北海道で名のあるチームで選手権にも出場しているので、一度対戦してみたいと思っていました。ただ、僕も北海道に行ったことはないんです。雪は見たことあるんですけど(笑)」
Q:北国と南国で全く環境が違うと思います。お互いに聞いてみたいことは?
山川「雪の時はどうやってサッカーをやっているんですか?」
長代「雪の時は室内でトレーニングをする場合があるんですけど、雪中サッカーもやっています。11人制のコートでスパイクを履いて、足場が悪い中でやったりするんです」
山川「全然イメージがつかない(笑)」
Q:旭川実の雪中サッカーはどんな感じなのでしょうか?
長代「新雪であれば、膝上や腰上まで雪がある中でプレーする時もありますし、重機で雪を圧雪してクレーコートみたいにしてやる場合もあります。雪が深い状態でゲームをやると、足腰が取られたりしますね。また、踏み込めなくて滑ってしまうことも少なくありません。しっかり動くためには足腰の筋肉が必要になるので、そこは雪のない春以降のプレーに繋がっていると思います」
Q:逆に聞いて見たいことはある?
長代「冬の高校サッカー選手権は東京で行なわれますが、寒さはどう感じていますか。僕たちはより寒い北海道にいるので冬の本州が暖かく感じるんです。沖縄に比べたら寒さはどうですか?」
山川「寒いです。中に5、6枚ぐらい着込んでいます(笑)」
長代「3つ上の先輩たちが選手権で沖縄県の宜野湾と試合をした際、旭川実は半袖の人でプレーしている選手もいたんですが、相手は長袖を来ていたので寒さの違いが気になっていたんです」
Q:沖縄と北海道で性格や気質で違うなと感じる部分はありますか?
長代「自分たちは北海道内の出身者がほとんどですが、関西から進学してきた選手も数名います。そういう人に話を聞くと、『北海道は主張が少なく、プレー中にあんまり怒ったりしない。もう少し表に出してもいいんじゃないか』と言われたことがあります」
山川「沖縄も練習中は静かです。沖縄出身で本州に行った友達に話を聞くと、『静かだよね』って言われたみたいです。サッカー以外だとうるさいんですけど、練習では遠慮をしているかもしれません」
Q:沖縄は時間に対して緩い部分もありますが、そこはどうですか?
山川「プライベートだと本当に時間通りに集まりません。30分遅刻は当たり前です(笑)。ただ、サッカーは別です。チームでは最悪でも30分前、基本は1時間前の集合をルールにしています」
長代「サッカーでもプライベートでも時間通りに来ます。逆に時間通りに来なかったら心配になるぐらいです(笑)」
山「プライベートでは時間通りに来ませんね。来なくても心配しないですし(笑)」
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