どんなところにこのチームの良さを感じたのか。数あるチームの中から絞り込み、この高校を選んだ理由は必ずあるはず!
今回は、3大会ぶり34回目となるインターハイ全国大会出場を決めた高松商業高校サッカー部の多田蒼生選手と浅井七瑠選手にこのチームを選んだ理由を聞いてみました!

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多田 蒼生
■ポジション:FW
■学年:3年
■身長/体重:167cm/63kg
■前所属チーム:FCディアモ(香川)
■見てほしいプレー:相手の背後に出る動き出し、背負った時のボールキープ

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Q:高松商業を選んだ理由を教えてください。
「高松商業が4年前にインターハイ出場した時に、富山第一との試合をチーム全員で観に行きました。富山第一は強く、その試合は負けてしまったのですが、高商には1トップに良い選手がいて、とても強かった。こういう選手になりたい、高商でプレーしたいなって思いました。練習参加した時は3年生に混ざらせて貰ったのですが、チームの雰囲気が良く、楽しかったのも決め手でした。
入ってからも楽しむ時とやる時とのメリハリが付けられるのが良い。入った時からは技術では通用すると思いましたが、先輩たちとは身体つきが違ったので、ウェイトトレーニングを頑張りました。昨年は股関節と膝を怪我して、総体終わりから4か月ぐらいプレー出来なかった。選手権に出られない悔しさもありましたが、強さを身に付けようとウェイトを頑張った結果、55kgから65kgまで体重が増え、プレーが力強くなりました。
去年も総体に出て、チャンスを得ながら、決め切れなかった結果、負けてしまった。選手権の悔しさもあったので、勝てて良かったです。全国でも勝ちたい。強いチームが多いので、攻められる形になっても、自分が前線で時間作ったり、裏を抜けたり、ゴールに繋がるプレーをして点に結び付けたいです」


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浅井 七瑠
■ポジション:DF
■学年:3年
■身長/体重:168cm/68kg
■前所属チーム:FCコーマラント(香川)
■見てほしいプレー:守備の1対1

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Q:高松商業を選んだ理由を教えてください。
「中学生の頃に選手権予選の決勝で、高松商業と香川西が戦う姿を見て、高商のサッカーが良いなって思いました。最後まで身体を張ってシュートを止めたり、粘り強く1点を守り切ってサッカーが印象に残っていて、行きたいなと思っていました。中学3年生になってからは他の高校も考えていたのですが、勉強に自信がなく高商に行くのは諦めかけていたタイミングで、川原先生に声を掛けて貰ったので、すぐに行きますと返事しました。
憧れのチームに入れて嬉しかった。最初はプレスの速さや走りの多さにビックリしていたのですが、このままじゃダメだと食い付いていったら、1年の冬に選手権予選に出られました。フィジカル面で3年生とかの差が大きかったので、基礎から作ろうと思い、体幹トレーニングも頑張りました。自主練を人に見せるのは好きではないので、家に帰ってから頑張っていった結果、フィジカルが付きました。
自分たちの代で全国に行けたのは本当に嬉しい。前の選手はレベルが高いと思う。全国の選手が相手でも通用するはずなので、焦らずプレーして欲しい。DFラインはまだ成長しないといけない部分が残っているので、強度や声掛けなどを意識し、連携を高めていきたいです」

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