幾多ある高校サッカー部において、各校独特な「あるある」ネタがきっとあるはず!?
今回は、2大会ぶり3回目となるインターハイ全国大会出場を決めた三田学園高校サッカー部ならではの「あるある」を話してもらいました!

①3年生はGKだらけ
白木「今年の3年生は部員が44人いますが、そのうちの8人がキーパーです。1人は勉強のために辞めたのですが、それでも多い。入学した時から、スタメン争いがバチバチです」
洌鎌「入った当初の練習試合では1人15分で交替とかありました。入ってきた時は思わず"多いな!"と言ってしまいそうになるぐらい」
白木「入ってユニフォームの採寸をする時は、6人しかいなかった。それでも多いなと思っていたら、練習に行ったらGKだけで8人もいました」
洌鎌「全員がめっちゃ仲良いから、ライバル感はあまりない。体育のフットサルもGKだけでチームを組みます」
白木「長所がそれぞれ違うし、力の差もあまりない。自分の得意なプレーを教え合っている。スタメンで出ている選手も苦手なプレーを聞いたり、お互いに切磋琢磨できています」
洌鎌「8人の特徴がバラバラ。『みんなの個性を一つにギュッと最強になれるのに』って言っています」
白木「トーナメントでは正GKが固定されますが、リーグ戦では色んな人にチャンスが来る。新人戦は4人でローテーションしていました。チャンスが回ってくるのは有難いです」


②仲の良さは県で一番
洌鎌「三田学園は中高一貫で、中学から上がってくる選手も多い。高校から入った選手たちと仲が良くないチームも多いけど、うちはみんな仲が良い。能力の差もなく、誰が試合に出てもチーム力が変わらない」
白木「AチームとBチームの格差がない。どのリーグで出ようが、ベンチだろうが差がない」
井上「昨日の紅白戦もBチームがAチームに勝ちました。仲が良いから誰と出てもコンビネーションがとれる」
白木「Bチームだった選手が急にAチームのスタメンで出て、活躍することも多い。練習も厳しい中に楽しさがある。ミスすれば茶化したり、良いプレーが褒めたり雰囲気が良い」
洌鎌「インターハイ予選の雰囲気も兵庫県で一番良かったと思います」


③ラントレからは逃れられない
井上「他のチームだと面談や授業があってラントレに参加できないと、まぁ良いかとなりがちだけど、三田学園は翌日に『お前も走れよ』とチームメイトに詰められます」
白木「振り替えランは三田学園のあるある」
洌鎌「走る頻度は1週間に1、2回ぐらいで、コースは日によります」
井上「陸上トラックを走る日もあれば、シャトルランをやる日もある」
洌鎌「一番きついのは小寺ホールの周りを走る"コデラン"。最後の階段がきつい。三田学園の校内には色んなコースがあるのがきつい。坂道もあるし、砂利道もある」
白木「池の周りを走る"池周"を含めて、コースが4つぐらいあります。池はアップダウンが激しいです」


あるあるを教えてくれたのはこの3人!

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白木 遊大
■ポジション:GK
■学年:3年
■身長/体重:174cm/57kg
■前所属チーム:伊丹FCジュニアユース(兵庫)
■自分の見てほしいプレー:1対1の対応


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洌鎌 魁生
■ポジション:GK
■学年:3年
■身長/体重:177cm/63kg
■前所属チーム:小田北中学(兵庫)
■自分の見てほしいプレー:セットプレーの対応


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井上 太耀
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:171cm/60kg
■前所属チーム:高槻九中学(兵庫)
■自分の見てほしいプレー:運動量

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