親元から離れて寮生活をしている全国の高校サッカー部員たちは、どのような一日を過ごしているのでしょうか。
今回、取材に協力してくれたのは、玉野光南高校サッカー部の東和葉選手と上月文太選手に寮生活をしようと思ったきっかけなど話してもらいました!

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2人の主なスケジュール
6:20頃 起床
6:40 朝食
7:30〜8:30 自主練習
8:45〜15:30 授業
17:00〜18:30 別グラウンドへ自転車で移動後、練習
19:30 夕食
20:00 自由時間(洗濯、入浴など)
21:45 学習
23:00 就寝

■東和葉選手の寮生活
「玉野光南高校に来たくて、入学するなら僕の場合は寮か下宿の2択だったんです。それで希望通り、寮に入れました。最初に実感したのは、やはり親の存在の大きさですね。中学生の時は、洗濯ものはかごに出しておくだけでしたが、自分でやってみると面倒くさいなと思います。寮にはいろんな部活の人がいます。4人部屋で、コロナ禍以降は部活単位で部屋分けされるようになりましたが、サッカー部以外の人と話す機会も多いです。食事の時に大会の結果を聞いたり、僕はバレーボールが好きなので、談話室でバレーボール部の人たちと一緒にテレビで試合を見たりしています。玉野光南高校は公立高校なので、寮といっても岡山県内出身者だけなんです。そのぶん、ほかの私立校には負けないぞ、という気持ちは強いですね」

■上月文太選手の寮生活
「朝練ではアジリティを中心にやっています。月・水・金曜の練習は自転車で約30分のところにある灘崎町総合公園で。平坦な道ですが、このあたりは風が強くて、自転車が進まないことも(笑)。火曜はミーティング、金曜は学校のグラウンドであります。寮生活の良いところは、自宅生よりも時間が多くあって、勉強に充てることができるところです。それから寮生同士、助け合えることも良いですね。小さなことで言えば、乾かなかった体操服を貸し合ったり、勉強面では成績の良い人から教わったり。文武両道の学校だけあって、この机とかも、集中できる作りになっていて良いなと思います。僕は理数系が得意で、消防士になりたいと思っています。希望の大学に行けるよう頑張っています」


取材に協力してくれたのはこちらの2人!

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東 和葉(右)
■ポジション:MF
■学年:2年
■身長/体重:167cm/65kg
■前所属チーム:Jフィールド津山(岡山)
■見てほしいプレー:ドリブル

上月 文太(左)
■ポジション:DF
■学年:2年
■身長/体重:175cm/71kg
■前所属チーム:FCヴィパルテ(岡山)
■見てほしいプレー:ヘディングなどの守備












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