2023年3校目は鶴岡東高校サッカー部！
取材に協力してくれたのはキャプテンの阿部聖音選手。キャプテンになった経緯や全国大会への意気込みなどを語ってもらいました！


阿部 聖音
■ポジション：MF
■学年：2年
■身長/体重：173cm/62kg
■前所属チーム：庄内FC（山形）
■見てほしいプレー：横に広がってボランチからパスを貰ってポケットをとるようなパス、パスを出した後の動き

Q.キャプテンになった経緯を教えてください。
「今年の代のキャプテンが決まったのは、地区の新人戦があった昨年9月ぐらいです。1年生や2年生の頃から、自分たちの代だけで遠征に行く時は自分から率先して色んなことをやっていました。そして自分たちの代がスタートした時に自分から手を挙げました。ただ、自分はチームをまとめるのが得意で、試合でも話せるのですが、集中できていない時など良くない日もあので、チームキャプテンは僕で、丸山颯眞がゲームキャプテンという形でやっています」

Q.どんな想いで立候補したのでしょうか？
「自分は良いことと悪いことを言えると言いますか、なぁなぁにしたくないという思いがあります。ただ仲良くするだけではなく、厳しいことも言わなければいけませんが、他の人は言えないので自分がなろうと思いました。ちゃんと練習に取り組まない人がいたら、『やる気がないならピッチから出て行っても良い』と言いますし、自分たちはベスト8で負け続けているので、自分たちが変わらなければいけないとも言い続けています。少しずつ変わってきて、東北大会でも良いプレーができていたので、チームとしての成長を感じます」

Q.キャプテンになってから意識していることはありますか？
「ずっと同じテンションでチームに言ってきましたが、変える部分もないと負けてしまう。例えば、試合前にどこを意識するとかハーフタイムに率先して選手で話すとか、昨年までは監督が話すまでは黙っていましたが、今は自分たちから話すにようにしています」

Q.やっていて大変さを感じる瞬間と、やっていて良かったと思える瞬間はありますか？
「大変さを感じることはありません。やっていて良かったと思えるのは、自分たちで考えた作戦、戦術、セットプレーが上手く行った時です。県の新人戦で東海大山形と対戦した時に、一人退場者が出て10人になり、きつい中でも勝てました。それは自分たちがやってきたことのおかげと感じて嬉しかったです」

Q.最後に今年の意気込みをお願いします。
「県外の遠征に行くと去年までは負けていたのですが、今年は少しずつ勝てるようになってきました。トーナメントの試合で勝ち切れるようになり、東北でも上位に入って、全国でベスト16に入りたいです」