新人戦を制し、県内3冠を目指す神戸弘陵学園高校サッカー部。
今回は、チームを支える石川優衣さんにマネージャーになった理由からやりがいや大変だなと思ったことなどを聞きました!

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石川 優衣
■学年:2年
■好きなマネージャー作業:ユニフォーム業務。数字がちゃんと揃っていくのが嬉しい。

Q:なぜマネージャーがやりたかったのでしょうか?
「入学してすぐの頃に先輩マネージャーがしてくれた部活動紹介がきっかけでした。『マネージャーは遣り甲斐を感じるだけでなく、人としても凄く成長できる』というスピーチに感動し、私もこんなふうになりたいなと思いました。

ただ、高校に入るまではサッカーのルールを全く知らず、神戸弘陵がすごく強いことすらも知らなかったので、最初は本当に大変でした。入った時はやることが多すぎて、何を覚えて良いのか分からない状態でした。だから仕事を覚えるために、家に帰ってから『今日はこういうことがあった。監督やコーチがこんなことを言っていた』と日記を書くようにしたんです。何かあった時には日記を見返して、次の練習ではこういうことをやってみようと目標を決めてやっていました。先輩や選手が支えてくれたのも大きかったです。

選手が公式戦でゴールを決めたり、怪我だった選手が復帰した時はもちろん嬉しいのですが、一番嬉しいのは練習の時です。選手が笑顔でプレーしている姿を見るとマネージャーをやっていて良かったと思えるんです。シャイな感じの選手がたまにボソッと言ってくれる『ありがとう』の言葉も嬉しいですね。一度、嬉しすぎて涙が出たこともありました。関わる機会が少なく私のこと苦手なのかなと思っていたので、そうやって思ってくれていたんだと、嬉しくなりました」