2023年27校目は、兵庫の強豪・神戸弘陵学園高校サッカー部!
取材に協力してくれたのはキャプテンの岡未來選手。キャプテンになった経緯やインターハイへの意気込みなどを語ってもらいました!

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岡 未來
■ポジション:DF
■学年:3年
■身長/体重:178cm/67kg
■前所属チーム:東谷中学(兵庫)
■見てほしいプレー:左足のキックと予測でのボール奪取

Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「一年生の頃から練習の準備や片付けなどを率先してやっていました。一年生だけの試合では仮キャプテンもやっていたので、自分でも3年生になったらキャプテンになりそうだなと思っていました。ただ、今年のチームになった直後、県の新人戦ではキャプテンをやっていました。その時は正式には任されていなかったのですが、2月の近畿大会前に谷監督から指名されました」

Q:キャプテンになってから意識していることは?
「『キャプテンだから』『キャプテンだけが』というのをなるべく無くそうと考えています。副キャプテンも含めたみんなで考えながら、チームを良くしていきたいです。キャプテンが決めたからやるのではなく、みんなで提案できるチームが理想です。言いやすい雰囲気を作るために、学年関係なく積極的に自分から話しかけるように心がけています」

Q:しっかりしている印象がありますが、キャプテンの経験は?
「中学の時もキャプテンをやっていましたが、その時と高校での違いは感じます。弘陵は中学の時に主力で出ていた選手がほとんどです。そういう選手がBチームやCチームに回っても、腐らずみんなで頑張れないと全国で戦えるチームになれません。応援になっても頑張れるよう下のカテゴリーにいる選手にも声をかけようと意識しています」

Q:どんな声をかけているのですか?
「ずっと一緒にやっているから、落ち込んでいる時は分かります。そうした時には『大丈夫』などと声をかけています。Bチームや1年生の試合もなるべく見て、『あのプレー良かったね』とか『こうした方が良いんじゃない?』とアドバイスもしています」

Q:やっていて大変さを感じる瞬間は?
「どこのチームにもいると思うのですが、話を聞かない選手がいる時は大変ですね。誰かが話をしていても聞いていないとか、みんなが練習や試合の用意をしているのに一人だけ用意していない時など、その人に対して指摘もしますが、やらない人はやらないです。無理矢理やらせるのも良くないのでちゃんとやれる人を増やしていけたらと思って、声をかけています」

Q:やっていて良かったと思う瞬間は?
「皆の意見も取り入れますが、キャプテンをやっていると意見が出しやすいです。海外の試合をよく観ていて、こんなプレーがあるんだと感じたことを周りに伝えると、みんな聞いてくれます。そうしたアドバイスをみんなが意識したり、試合でやってくれているのを見ると、言って良かったなと思えます。落ち込んでいた選手が練習でも腐らず頑張って努力している姿を見た時も、キャプテンをやる嬉しさを感じます」

Q:最後に今年の意気込みをお願いします。
「新人戦での優勝はここ数年続いているのですが、インターハイでのタイトルは全く獲れていません。インターハイが獲れないせいで、この2年は選手権にも出られていない。今年こそは絶対に県内3冠を達成しようとみんなで声をかけながら練習を頑張っています。インターハイを獲れたら良い形で選手権に挑めると思うので、今意識しているのはインターハイだけです。PK戦で負けた去年の決勝みたいにならないように、一戦必勝で挑みます」


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