2023年26校目は、Aチームがプリンスリーグ関東1部、Bチームがプリンスリーグ関東2部に所属する矢板中央高校サッカー部!
取材に協力してくれたのはキャプテンの井上拓実選手。キャプテンを任されるようになった経緯や全国大会への意気込みなどを語ってもらいました!
井上 拓実
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:166cm/64kg
■前所属チーム:ガンバ大阪ジュニアユース門真(大阪)
■見てほしいプレー:守備の強度、ボール奪取、推進力
Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「自分は1年生の頃からトップチームに関わらせていただきました。下級生の頃の経験を踏まえ、『自分がチームを引っ張っていかないといけない』と、そう思ったんです。1年生の頃、ルーキーリーグで結果が出せなかったので、2年生になったら、自分が先頭に立ってやっていくと決めていました。でも怪我が多く、なかなか試合に絡めませんでした。それでも同級生たちが頑張ってくれて、3年生になった時に『今度こそ自分が』という想いが芽生えたんです。その中で誰が引っ張っていくのか、というのを考えた時に、そんなことを思う暇もなく、自分がやるしかないという答えに辿り着きました」
Q:立候補したり、任命されて就任したわけではないのでしょうか?
「毎年、2年生の時に来年のキャプテンは誰にするか、という話がコーチ陣からあるのですが、自分たちの代ではその話がありませんでした。新チームになってから、自然と自分がまとめる立場になっていましたし、自分もキャプテンをやる意思がありました。みんなもついてきてくれたので、自分がやることになりましたね」
Q:元々キャプテンをやった経験はあったのでしょうか?
「小学校、中学校を通じて経験はありませんでしたね。学校でも学級委員長とかのまとめ役はやっていないんですよ。今までチームを引っ張っていく覚悟があまりなかったのですが、高校に入ってから自覚が出てきました。そこは矢板中央で備わった部分だと思います。やっぱり、近くで一昨年のキャプテン・藤井陽登さん(現・明治大)、昨年のキャプテン・田邉海斗さん(現・順天堂大)の姿を見てきたので、先輩たちの振る舞いを見て吸収して、それ以上にやらないといけないという気持ちになりました。なので、今はチームのためにどんどん動こうという意識がかなりありますね」
Q:部員は200人弱、トップチームはAチームとBチームが一緒に活動しているので40人前後で動いています。大勢をまとめていくのは大変ですよね。
「想像していた通り、しんどいですよね。本当に難しいし...。このままやっていて大丈夫かなって思う時も多いですね。でも、金子文三コーチがよく言うように、『結果が出なくても継続が大事』だと思います。春の遠征でも全く結果が出なかったのですが、継続することが大事で、いくら結果が出なくてもやり続けていく。メンバーもついてきてくれたので、本当に感謝しかないですね」
Q:インターハイ予選がまもなく始まります。どういう1年にしたいですか?
「プリンスリーグはもちろん、プレミアリーグ参入戦を目指しています。インターハイも去年は初のベスト8入りを果たしたので、それ以上の結果を残したいです。そして、選手権では初の全国制覇を狙いたいです。」
【矢板中央】『自分が先頭に立つと決めていた』井上拓実がキャプテンとして持つ覚悟とは?【キャプテン】
ゆるネタ2023.05.31
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