2023年22校目は、今年4月から新校舎での生活がスタートした作陽学園高校サッカー部!
取材に協力してくれたのはキャプテンの川瀬昴誠選手。キャプテンになった経緯や全国大会への意気込みなどを語ってもらいました!

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川瀬 昴誠
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:174cm/70kg
■前所属チーム:兵庫FC(兵庫)
■見てほしいプレー:攻撃のスイッチを入れるパス

Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「今年の3月に選手で集まり、キャプテンと副キャプテンを決めることになりました。自分は昨年からトップチームにいて、自分がこのチームを全国大会出場や日本一に導きたいと思っていたので、自分がやりたいとみんなに伝えたら、みんなが了承してくれて決まりました」

Q:これまでキャプテンの経験はありますか?
「小学校の時はしていたのですが、中学校の時はしていませんでした。人前に立って何かをするタイプではなかったので、高校でキャプテンをやることでそこを変えたいとも思っています。一人ひとりに合った接し方ができるよう、今は周りをよく見て、選手の表情や何を言っているのかを観察しています」

Q:昨年からトップチームで出ていた経験をどのように伝えていきたいですか?
「昨年のチームは新人戦では県の決勝に行けたのですが、インターハイも選手権も決勝には行けませんでした。僕たちの代は全国の舞台を経験したことがありません。全国に行くためには昨年と同じ練習の質では勝てないと分かっています。練習の合間の行動が遅かったし、シュート練習で外しても本気で言い合えていなかったので、今年は変えていきたいです。学校が移転し、練習環境も変わったので、また1から頑張っています」

Q:キャプテンになってから、頑張っていることはありますか?
「みんなへの声掛けを心がけています。評価の声や、こうして欲しいといった要求の声を出そうと意識しています。ただ、3月の中国新人大会が始まる前に肘を怪我して、今はプレーできていません。その分、試合後はビデオを切り取って、アドバイスしたり、話し合ったりしています。リーグ戦が始まり、試合に出たい気持ちが高まっているので、少しでも早く復帰したいです」

Q:やっていて良かった瞬間と大変さを感じる瞬間はありますか?
「みんなが何かを聞いてきたり、頼ってくれているのが有難いので、それに応えたいとは思っています。ただ、まだ全国大会には行けていないので、やっていて良かったと思う瞬間はまだありません。やっていて大変さを感じるのは話し合いの時です。全員を一つにまとめる難しさをいつも感じています」

Q:最後に今年の意気込みを教えてください
「昨年度の全国選手権では同じ岡山県の岡山学芸館が優勝し、『僕たちも絶対日本一になれるんだ』という気持ちになっていました。ただ、県の新人戦は準優勝に終わり、中国新人大会もベスト8で負けてしまいました。まだ一度も優勝できていないので、インターハイと選手権は絶対に勝ちたいです。4月から学校が移転したので、作陽学園としての新たな歴史を自分たちが1から作っていきたいです」


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