2023年55校目は、8月のインハイでベスト4入りの国見高校サッカー部!
取材に協力してくれたのはキャプテンの平田大耀選手。キャプテンを任されるようになった経緯や冬の選手権への意気込みなどを語ってもらいました!
平田 大耀
■ポジション:CB
■学年:3年
■身長/体重:175cm/70kg
■前所属チーム:筑後FC(福岡)
■見てほしいプレー:ビルドアップ、ロングキック、守備対応
Q:3年生になってキャプテンに指名されてからここまで、キャプテンをやってみての感想を教えてください。
「去年はキャプテンが2人態勢で、2人のリーダーがしっかりとチームを引っ張ってくれたんですけど、今年は自分が1人でキャプテンをやることになったので、最初はすごくプレッシャーがありました。新チームで挑んだ1月の県新人戦でも初戦で敗退したこともあり、余計に苦しかったですね。その中でどんなときでもしっかりと高みを目指してやっていこうと思って、ここまで無我夢中でやってきました」
Q:平田選手は2年生のときからレギュラーでした。自分の中で3年になったら、キャプテンは自分だろうという気持ちはありましたか?
「なかったですね(笑)。2年生だった頃は、自分たちの代では誰がキャプテンになるんだろう、という感じでいました。その一方で、自分と(中山)葵は去年からレギュラーとして試合に出場していたので、僕らが中心にならなければという気持ちはありました。その気持ちは去年の3年生が引退したときにより強くなりました」
Q:部員数が多いぶん、まとめる大変さはありますか?
「そうですね(笑)。でも、まずは自分がしっかりしなければ、チームもついてこないと思うので、私生活の面にも気を使って、サッカーではチームを引っ張るようなプレーを意識するようにしています。中には言うことを聞いてくれない部員もいるんですけど(笑)。そこで自分が黙ったり、流されたりしてはチームがまとまらないと思うので、自分の考えや思っていることをしっかりと伝えた上で貫くようにしています」
Q:キャプテンになったことで自分のプラスになったと思うことは?
「変化や成長かなと思います。僕自身、キャプテンになってからチームを引っ張らなければならない立場なので、私生活の態度や過ごし方が変わったと思っています。その中で、周囲を見る力や、周囲のことを考える力はキャプテンになったからこそ得られたものだし、その部分で成長できたと感じています」
Q:CBとしてチームを最後尾から支える役割ですが、一番やり甲斐を感じるところはどこになりますか?
「CBは小学校の頃からずっとやっていますが、最終ラインからビルドアップに関わっていくことに、やり甲斐を感じています。相手の背後をロングキック一発で裏を取るのが大好きですね(笑)。だから、いつも最終ラインからゲームを組み立てていくことを意識しています」
Q:ビルドアップは昔から得意でしたか?
「いえ、中学校の頃は全くビルドアップができない選手でした(笑)。ビルドアップができるようになったのは国見に来てからですね。国見に入って、先輩やコーチ陣からいろいろと教わって、そのおかげで今は武器と言えるまでになったと思っています」
Q:8月のインターハイでベスト4に入りました。ここからさらにレベルアップするためにやっていきたいことを聞かせてください。
「インターハイ後、最初の公式戦になった県1部リーグの試合で、勝たなければならない中位のチームに引き分けてしまったんですよね。みんな相手を甘く見てはいないし、インターハイベスト4で浮かれてはいないはずなんですけど、どこかに気の緩みや油断があるのかもしれないと思っています。そういう選手が一人でもいては駄目だと思うので、気持ちを引き締めてこれからの戦いに挑んでいきたいと思います」
Q:チームにとって最大の目標である選手権への決意を聞かせてください。
「インターハイでは準決勝で負けてしまったので、選手権では全国優勝を目指していきたいです。去年は『青と黄色をもう一度全国へ』を目指したんですけど、今年は『青と黄色をもう一度国立へ』を目指していきます!」
【国見】『青と黄色をもう一度国立へ』最終ラインから攻撃を組み立てる国見のキャプテン・平田大耀が目指すもの【キャプテン】
ゆるネタ2023.10.05
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