何度も全国制覇を経験している名門・東福岡高校サッカー部のキャプテンは、どんなやりがいを感じて、どんな苦労をしてきたのか。取材に協力してくれたのは、チームをまとめる中村拓也選手!

全国最高峰・プレミアリーグで戦う東福岡のメンバーなどはココで!

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中村 拓也
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:174cm/64kg
■出身チーム:UKI-C FC(熊本)
■自分の見てほしいプレー:キック精度

Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「いつもの年なら、3年生のお別れ会で次の年のキャプテンが決まるのですが、今年の代はリーダーシップがある選手がおらず、なかなか決まっていませんでした。2月の新人戦は正式なキャプテン不在のまま自分がキャプテンをしていて、誰がするのか分からない状態だったのですが、3月の終わりに任命されました」

Q:キャプテンになりたいというのはなかったのでしょうか?
「最初はなかったのですが、キャプテンになってから今年の代は個が強いのでやるからには皆をまとめなければという想いが生まれました。300人の部員がいると口で言っても伝わらず、聞く奴もいれば聞かない奴もいるので、自分がリーダーシップをとって、背中で引っ張れるように意識しています」

Q:300人を一つにするのは難しそうです。
「チーム状況が良くない時は特に感じます。Aチームだけでもまとめるのが大変なのに、試合で上手く行かなかった時は尚更大変さを感じます。3月のサニックスカップの後は特に大変でした。サニックスカップは最終日以外無得点で全敗して、その後の船橋招待でも内容は少し良くなったのですが結果は出なかった。そうした状況でプレミアリーグの初戦を迎えたのですが、チームとして戦えたので、そこから良くなりました」

Q;キャプテンをやっていて良かったことはありますか?
「2年の時より責任感が強くなり、プレッシャーがある中でできなかったプレーができるようになりました。そうした時にキャプテンのやりがいを感じますし、チームが良い状況だと感じる時は自分も良いプレーができています。チームで勝てた時も嬉しいです」

Q:キャプテンから見た今年のチームの良さを教えてください。
「個が強いので、どんな選手が試合に出ても面白いプレーができますし、選手層も厚いところです」

Q:冬に向けての意気込みを教えてください。
「まだまだ集中力が切れて、失点が多い。そういう所を無くしていければ選手権でも得点は獲れると思う。守備を疎かにせず、やれば必ず勝てると信じています」

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