2023年58校目は、華麗なる猛虎の異名で知られる福岡の強豪・東海大福岡高校サッカー部！
取材に協力してくれたのはキャプテンとして井上泰雅選手。キャプテンになったきっかけや冬の選手権への意気込みなどを語ってもらいました！
井上 泰雅
■ポジション：MF
■学年：3年
■身長/体重：167cm/60kg
■前所属チーム：クレフィオ山口FC（山口）
Q:まずキャプテンになったきっかけを教えてください。
「新チームになって、全員で投票をして、自分ともう1人が票が多くて、最初は2人で交代制でやっていました。ですが、12月の終わり頃、年末ぐらいに自分が正式にキャプテンになることになりました。監督からは『よろしくお願いします』とだけ言われました。自分自身、それ相応の覚悟を決めて引き受けました」
Q:大変だなと思ったことはありますか？
「新人戦はベスト16で負けて、チームの結果が出なかったり、チームが一つになっていませんでした。キャプテンは自分のことよりもチームが優先です。なので、チームが良くない状況の時はやっぱり責任を感じます」
Q:そういった状況下で、復調するためのきっかけづくりなどはしたのでしょうか？
「自分がめげずに言い続けたり、行動で示したりするうちに、ふとした時にチームが良い方向に変わる、というケースが多くありました。諦めずにやり続けた結果、今はいい方向にチームが向いてるかなと思います」
Q:部員が多くてまとめるのが大変そうですが、意識してることはありますか？
「日頃からいろんな選手とコミュニケーションを取ることは大事にしています。自分が見えない部分もきちんとさせないと、それはいいサッカー部とは言えないと思います。自分の目が行き届かないところでも、生活の振る舞いだったり、オン・ザ・ピッチ、オフ・ザ・ピッチで両方きちんとできるようにコミュニケーションを取ってやっています」
Q:キャプテンになって嬉しかったこと、やりがいなどはありますか？
「新チームができて3ヶ月ぐらいで迎えたサニックス杯で、全国の強豪相手に3位という結果が出て。チームとして勝ちや結果が出たり、周りから評価されたりすると、ちょっとやってよかったなと思います。チームのみんなが『泰雅が声を出してくれているから、みんなやろうよ』と言ってくれると、やっていて良かったなと感じます」
Q:最後に、選手権に向けて意気込みをお願いします！
「この1年間きついことの方が多くて、めげたくなる気持ちもあったんですけど、それを全員で乗り越えての今があります。大丸忠先生に日頃から言われてる『強烈な願望』という言葉があって、強烈な願望を持つことによって、日頃の生活も変わってくるし、強い気持ちがあればどうにでもなると言われていて、そこは部員全員が理解しています。1年間の集大成として、今年こそ絶対に全国に出て、先生方に恩返しできるよう頑張りたいと思います」
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