2023年62校目は、4年連続で冬の選手権に出場している山口県の強豪・高川学園高校サッカー部！
取材に協力してくれたのはキャプテンの藤井蒼斗選手。キャプテンを任されるようになった経緯や冬の選手権への意気込みなどを語ってもらいました！
藤井 蒼斗
■ポジション：DF
■学年：3年
■身長/体重：180cm/73kg
■前所属チーム：高川学園中学（山口）
■自分の見てほしいプレー：ヘディング
Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「昨年キャプテンだった山本陽が怪我をして出られなくなったので、昨冬の選手権からチャンスを貰いました。去年1年間、チームを引っ張れるよう頑張ってきたので、任された時も驚かなかったです。プレー面でみんなを引っ張るのは難しいと思ったので、サッカー以外の部分で見本になろうと思いました。試合中に声をかけ続けたら、みんなが信頼してくれると思ったので、コーチングを意識しながら毎日を過ごしました」
Q:自分たちの代になってから意識していることはありますか？
「3年生になったら練習を100％でやらないなど、気が緩まないよう心掛けていました。1、2年生からずっとやってきた練習を100％の力で取り組んで、チームの中心にならないといけません。熱量を持って頑張っていれば、雰囲気が自然と良くなっていくと考えていたので、常に全力で頑張ってきました」
Q:100人以上いる部員を見なければいけない難しさもあります。
「副キャプテンや部署活動の部長が10人ぐらいいるだけでなく、各カテゴリーのリーダーもいるのが高川学園の特徴です。下のカテゴリーの状況はそれぞれのキャプテンから話を聞いて、話し合いながら意思疎通しています。自分が動くのではなく、各カテゴリーに任せて、アドバイスを送りながら統制するのが自分の役割です。みんなが協力してくれるので、そこまで大変さは感じません」
Q:夏のインターハイは3回戦で悔しい想いをしました。
「100％勝てない試合ではなかったと思っています。実戦練習の積み重ね、ウェイトトレーニングによる体重差で負けたと思っているので、日々の差が出たと感じました。そこから、トレーナーと強化部が中心となって、体重設定を厳しくすることで体重の増加を目指しています。練習後の補食だけでなく、プロテインを1日3回飲んでいます。それぞれの目標体重を決めているのですが、僕は1週間ごとに0.5kgずつ増やすのが目標です。最終的には2、3kgアップを目指しています」
Q:最後に選手権への意気込みをお願いします。
「自分と山本(吟侍)はベスト4になった2年前の選手権を間近で見ていました。雰囲気と技術をどこまで持っていけば、あそこまでたどり着けるかを分かっています。技術はもちろん上手かったし、全員身体つきが大きかったです。試合で勝つごとに波に乗っていけたので、今回も自然とその流れを作れるように持っていきたいです。最後は(山本吟侍と)2人でしっかり引っ張って優勝したいです」
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