韮崎高校は山梨県の選手たちがほとんどだ。もっとも多いのは地元の韮崎市だが、中にはヴァンフォーレ甲府U-15出身の選手もいる。彼らは何に惹かれて、韮崎高校へとやってきたのか。今回は中島一学生コーチと内田歩選手にその理由を教えてもらったぞ！
中島 一
■ポジション：学生コーチ
■学年：3年
■身長/体重：179cm/68kg
■出身チーム：笛吹市立一宮中学（山梨）
■自分の見てほしいところ：コーチとして献身的にチームを支える部分
■韮崎を選んだきっかけを教えてください。
「今、自分は学生コーチを務めていて、選手としてはプレーをしていませんが、中学時代は笛吹市の一宮中でプレーしていました。中総体で関東大会に出場したのですが、冬に対戦したチームともう一度夏に対戦して１−３で負けてしまったんです。目標が全国大会出場だったけど果たせなかったので、その悔しさを公立高校の中でサッカーが強い韮崎高校で晴らし、全国舞台で活躍できればと思って韮崎高校を選びました」
Q:韮崎高校には元々進学したいと思っていたのでしょうか？
「３つ上の先輩が韮崎高校に行って、高校サッカー選手権予選の決勝で山梨学院との試合に出て活躍をしていたんです。最初はその認識しかなかったのですが、今村優貴監督から『韮崎高校はどうだ』という誘いをもらい、自分の先輩が行っている学校で高校では全国大会に行きたいという自分の思いを考えた時に韮崎高校でサッカーをしたいと思いました」
内田 歩
■ポジション：DF
■学年：3年
■身長/体重：173cm/63kg
■出身チーム：韮崎スポーツクラブ（山梨）
■自分の見てほしいプレー： 気迫あふれる守備と１対１の強さ
■韮崎を選んだきっかけを教えてください。
「韮崎スポーツクラブで中学時代はプレーをしていました。その中で高校サッカー選手権の舞台にずっと憧れていたんです。一時期はどこに行くか悩んだのですが、中学３年生の時に高校サッカー選手権予選決勝で見た山梨学院と韮崎の試合で、本気で公立高校で全国を目指すのであれば、韮崎しかないなと思ったんです」
Q:当時の山梨学院には加藤拓己選手（早稲田大）や宮崎純真（現甲府）がいました。そうした相手に立ち向かう先輩たちはどうでしたか？
「単純に公立高校で選手権予選の決勝まで来たのが久しぶりで、それがめちゃくちゃかっこ良かったんです。それがきっかけで韮崎高校への進学を決めました」
Q:入学前、韮崎高校のイメージはどうでしたか？
「実は父親も韮崎ではないですが、高校時代にサッカーをやっていたんです。当時は進学先を選べず、固定されていたので別の高校でサッカーをやっていたんです。中田英寿選手の２歳年下だったので、当時の韮崎高校は見ており、その話を第三者目線で教えてもらいました」
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