2019シーズンの84校目の取材は、3年連続11回目の選手権出場を決めた滋賀の強豪・草津東サッカー部！取材に協力してくれたのは、キャプテンの渡邉颯太だ！キャプテンになって最も変わったことや選手権への意気込みなどを語ってくれたぞ！
渡邉 颯太
■ポジション：FW
■学年：3年
■身長/体重：179㎝/67Kg
■出身チーム：甲南中学（兵庫）
■自分の見てほしいプレー：ゴール
Q:まずはキャプテンになった経緯から聞かせてください。
「牛場（哲郎）監督から『颯太にやってほしいと思っている』と言われました。１週間ぐらい悩みました。みんなに相談したりして。最後は、あるコーチから『腹くくったらどうや』と言われ、やることになりました」
Q：なぜ悩んだのですか？
「小学校、中学校とキャプテンからは逃れてきました（笑）。自分ではキャプテン気質ではないと思っていたからです」
Q：キャプテンになって何が最も変わったことは？
「人間性です。自分では視野が広くなったと思っています。いろんなことを考えるようになりましたし、意識が変わりました。例えば、あいさつ。キャプテンになる前は、まぁ形だけ...、と思っていましたが、今は自分から積極的にするようになりました」
Q：キャプテンとして最も苦労したことは？
「実はこの夏に体調を崩して...。キャプテンになったからかどうかは分からないけれど、２ヶ月くらい練習できなくなりました。オーバートレーニング症候群と周囲の人は言いますが、病院では原因不明と言われました。夏休み１週目に体調を崩し、吐きながら練習を続け、騙し騙し遠征にも参加していました。それで、夏休みが終わるころに限界がきて、サッカーができなくなりました」
Q：もう完治しましたか？
「なんとかサッカーはできるようにはなりましたが、完治はしていないです」
Q：キャプテンをプレッシャーに感じていましたか？
「自分では感じていなかったです。でも、不満はありました。僕らの年代はすごく静かで。昨年は盛り上げキャラの先輩がいたけれど、今年はそういう選手がいない。そこに不満を感じていました」
Q：その課題をどう乗り越えましたか？
「試合でも静かなので、雰囲気が落ちたら終わりだと思いました。だから、最初は自分だけでもいいから常に声を出そうと意識しました。それを続けていると、だんだんチームで声が出てくるようになってきました」
Q：苦労を乗り越えて迎える３回目の選手権。意気込みを教えてください。
「今の草津東で、３年連続で選手権に出るのは自分だけです。でも、全国でまだ１勝もできていない。まずは１勝したいです」
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