2019シーズンの88校目の取材は、5年ぶりに全国選手権の切符を手にした沖縄県代表・前原高校サッカー部!今回取材を受けてくれたのは平川龍選手。チームについて、そして来る選手権に向けてキャプテンとしての意気込みを語ってくれたぞ!
平川 龍
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:167㎝/55Kg
■出身チーム:FC琉球U-15(沖縄)
■自分の見てほしいプレー:正確なショートパスから攻撃のスイッチを入れる
Q:前原高では各学年でキャプテンを選んでいて、平川くんは3年間務めたようですね。
「1年のときから学年のキャプテンを務めていて、それで最上級生になってからもさせてもらっています。大変さはあるんですが、仲間のみんなが協力してくれて助かっています」
Q:キャプテンとして意識していることは?
「1~2年のときに学年のキャプテンをしていた頃から『下級生から盛りたてていこう』と言って声を出していくことを意識していました。あと自分は負けず嫌いなので、ランニングのときは絶対に先頭に立ってやるぞという気持ちで走っています(笑)」
Q:総体が終わった後、3年生数人がチームを抜けたと聞きました。
「進学といった次のステージを考えての判断ですが、(選手権まで)全員残ってほしいなという気持ちもありました。でも本人たちが決めたことなので仕方ないと思っています」
Q:今年のインターハイは県大会で2回戦敗退という苦い経験をしたけれども、どのようにして盛りたてていこうと考えていましたか?
「インターハイが終わった瞬間から気を引き締めて一から全員で切り替えてやっていこうという流れになりましたし、そうなって選手権に進めたのも3年生のおかげかなと思います」
Q:同級生の存在は大きい?
「間違いなく大きいです。僕自身もキャプテンとしてどうやったらまとめられるのか、どうやったら勝ちにつなげられるのかというところの責任感を覚えていました。そんなとき3年生が集まって相談を受けてくれましたし、下級生がちょっとおとなしいのでみんなで声出していけるようにするにはどうしたらいいのかって相談をしたら同級生たちが士気を高めてくれました。本当に頼もしいです」
Q:選手権の抽選会では國學院久我山高との対戦くじを引きました。そのときの心境は。
「抽選日の二日前から東京にいて、そのとき國學院久我山が勝った(都大会の)決勝を見に行っていたんです。そのときに和仁屋(恒輝)監督に『國學院(久我山)引きます』って冗談で言ったら本当に引いたんでビックリしました(笑)。5年前の選手権でも一回戦で対戦している相手ですし(負けてしまった)先輩たちの借りを返したいと思います」
Q:初戦は注目度の高い開会式直後の開幕戦となりました。
「それもあるんですが、僕らにとってはやっぱり寒さが心配です。(試合前の)アップが大事になると思うので、しっかり対応していきたいです。そして感謝の気持ちと沖縄県代表としての自覚を持って全力を出し切れるよう、前原らしい豊富な運動量とサイド攻撃で最後まで走り切るサッカーを見せられるよう頑張ります!」
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