2020年46校目の取材は昨年度にU-18高円宮杯プレミアリーグを制し、高校サッカー選手権準優勝を果たした青森山田高校サッカー部!取材に協力してくれたのは、キャプテンの藤原優大選手!キャプテンに選ばれた時の気持ちや全国王者のチームで腕章を巻く重みなどを話してくれたぞ!

DSC_9513.jpg
藤原 優大
■ポジション:DF
■学年:3年
■身長/体重:182cm/73㎏
■前所属チーム:青森山田中学(青森)
■自分の見てほしいプレー:キャプテンシーと空中戦の強さ

Q:今年から青森山田のキャプテンになりました。責任感やプレッシャーはどのように感じていますか?
「青森山田中時代も昨年のキャプテン・武田英寿さんの背中を見ながら、キャプテンをやっていました。その中で高校でも大役を任せてもらいました。キャプテンマークを巻く重みはありますし、周囲から『青森山田のキャプテン』と見られているので、そこは本当に意識していますし、責任があると思っています。ヒデ(武田英寿)さんもキャプテンの重みを背負ってやってきていましたし、自分も苦しい想いがあって当たり前だと感じています。どんなに辛いことがあっても、チームが付いて来られなくても、周りがやっていなくても、自分は示さないといけません。まだまだ自分は力不足だと思いますが、みんなが自分の背中を見てやってくれるように頑張っていきたいです」

Q:今年は公式戦がなく、スーパープレミアリーグ東北で初めてキャプテンマークを巻いて試合に出ました。腕章を巻くと、緊張感はいつもと違いましたか?
「違いました。本当にその通りで緊張感が増しましたし、プレー1つひとつの重みが今まで以上にありました。キャプテンマークを巻いていると目立つ。やっぱりこの青森山田で活躍をさせてもらって注目されていると思うので、ミスはできないし、大したことないなと相手に思われてしまってはいけません。ミスは一つも許されないし、チームを鼓舞するのは当たり前。キャプテンとしてやるべきことはしっかりやらないといけませんね」

Qキャプテンとしてチームをまとめる上で大変だったことはありますか?
「新型コロナウイルスの感染拡大によって公式戦が中止となり、モチベーションの維持が難しかったですね。自分のモチベーションを保つのでいっぱいいっぱいだった時期もあり、周りに気を配るような余裕がなかったんです、自分のモチベーションを上げるので精一杯で、チームに働きかけることができなかった時期もありました。世の中に大きな影響が及ぼす出来事が起こったので、チームのモチベーションを高める作業が少し難しかったです」

Q:高校サッカー選手権の開催も見えてきました。今季の意気込みを教えて下さい。
「中止になったらどうしようとは思っていました。本音を言えば、まだ微妙だし、やるか分からない気持ちでいたのも事実です。ただ、まずは目の前の事をしっかり取り組みたいので、まだ選手権のことは考えずにリーグ戦に集中していきます」


cp_banner1.jpg

「キャプテンはつらいよ」の人気記事

「なんで選んだの?」の人気記事

「フィジカルモンスター」の人気記事

「あるある」の人気記事

「選手対談」の人気記事

「僕が○○高校に入るまで」の人気記事

「入学から○年たっての自分」の人気記事

「エースストライカーの誓い」の人気記事

「レフティモンスター」の人気記事

「応援団長の想い」の人気記事

「寮生の一日」の人気記事

「マネージャー」の人気記事

「青春の涙」の人気記事

「みんなにおすすめの記事」