2020年44校目の取材は、富山の強豪・富山第一高校サッカー部!
取材に協力してくれたのは、キャプテンの孝井捺希選手!キャプテンになった経緯や大変さを感じる瞬間などを話してくれたぞ!

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孝井 捺希
■ポジション:DF
■学年:3年
■身長/体重:180cm/73kg
■前所属チーム:エヌスタイルFC U-15(富山)
■自分の見てほしいプレー:ヘディングの強さ

Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「5月に選手ミーティングを行い、2、3年生の投票によって選ばれました。新チームになってからずっと、キャプテン代理をやっていたので、その流れで皆が選んでくれたのだと思います。自分でも代理をやっていたのも、正式にやりたいなとも思っていました。僕は、1年生の頃からトップチームで練習や試合を経験しています。一昨年の中田青さん(現・新潟医療福祉大学)、昨年の吉藤廉さん(現在・同志社大学)の姿を見ていて、これだけ人数が多いチームを一人でまとめて全国で勝てるチームにするのは相当大変だけど、凄いと感じていました。自分も全国で活躍したくてトミイチに入りました。せっかく入ったのだから、チームをまとめて貢献したいと考えました」

Q:昨年、一昨年のキャプテンから学んだことはありますか?
「一昨年の中田さんの代はメリハリが凄くしっかりしていました。どんなことでも意見し合える選手ばかりで、時には喧嘩になるくらい要求できるのは凄いと思いました。昨年の吉藤くんは良い意味でキャプテンらしくなかった。誰かも好かれていて、親しみやすく、壁を感じないキャラでした。吉藤くんのキャラがあったから、全員がフレンドリーで、後輩から見てとても仲の良い代でした。今年は両方の良い所取りできるチームにしたいと考えています」

Q:キャプテンの大変さを感じる瞬間は?
「練習後に使ったボールを探す時は大変さを感じますね。みんな喋ったりダラダラしてばかりで、ボールがあるはずもない所に行ったりするんです。そういう時や練習中など、メリハリをつけるために声を掛けています。個性が爆発している選手が多いので、良い方向性に向かせる難しさを感じます。後は、下級生に校則が守れない選手がいたり、自分の目が届かない所で問題が起きた時も、どうしたらよいのだろうと頭を抱えます。全員に目を配るのは無理なので、リーダーシップのある下級生に指示したり、部員全員のLINEグループでルールを再徹底するよう促しています」

Q:キャプテンで良かった思う瞬間は?
「勝った時は昨年まで以上に喜びを感じます。キャプテンをやるようになってから責任感がより強くなりました。一人で背負い込んだりしますが、苦しんだ分だけ結果が出た時は以前よりも喜びは大きいです。今年は新チームになってからジャパンユースプーマスーパーリーグで1か月くらい勝てない時期が続きました。練習から細かい部分を見直した結果、勝てるようになった時は特に嬉しかったです」

Q:最後に意気込みをお願いします。
「インターハイが中止になっただけでなく、リーグ戦も昇降格がなくなり日程が短くなりました。ただ、選手権はあるので、そこに焦点を当てて頑張りたい。昨年のインターハイの2位という記録を超えるためにも選手権では絶対に日本一を獲りたいです」


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