【取材校】ヤンサカ編集部がキミの学校をZOOMで取材【募集中!】

2021年65校目の取材は、今夏のインターハイにも出場した岩手の強豪・専修大学北上高校サッカー部だ!
取材に協力してくれたのはキャプテンの吉武皇雅選手。キャプテンとしてのこれまで最大の壁などについて話してくれたぞ!

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吉武 皇雅
■ポジション:FW
■学年:3年
■身長/体重:177cm/72kg
■前所属チーム:北上中学(岩手)
■見てほしいプレー:前線でボールを収めるプレー

Q:中学時代もキャプテンだったと思いますが、中学と高校で違いはありますか?
「全く違います。中学とは違い、100人を超える人数がいるので、自分たちが主体的にチームをまとめるためにやらなければいけないことが多くあります。例えばミーティングでも自分が議題を挙げたり、みんなの意見をまとめたり。もともとそういうのが苦手なタイプなので、最初は苦労しました。また、個人としてもキャプテンを任されてから行動が変わりましたし、前よりは自分のことだけではなくて周りのことをより考えて動くようになったと思います」

Q:キャプテンというと、ほかの部員とは立ち位置が違うと思うけど、そういうのを感じる場面は?
「なにをするにしてもやっぱり自分が最初に注意されるし、怒られる時もまずは自分です。「なんで自分だけ」という気持ちが正直なくはないですけど、そこはキャプテンだし受け止めるべき部分なので、そういうときこそチームがよりよくなるためにどうしたらいいかという考え方に変えるように心がけています」

Q:監督やコーチ、あるいは第三者からの言葉をどう受け止めるかにも変化が?
「1、2年生のときは自分のプレーに対する言葉なので、すんなり受け止められていたんですけど、今はチームのことに対する言葉なので、それを飲み込んだり、解釈したり、どう行動につなげればいいか、という部分にはまだ戸惑いがあります」

Q:キャプテンとして、これまで最大の壁に感じたのはどんなことでしょうか?
「インターハイで前橋育英に大敗した後、チームメートとも『チームをもっと変えていかなければいけない』となったんですけど、監督に話したときに『じゃあ、どう変えていかなきゃいけないのか』『キャプテンとしてもっと厳しい言葉や態度が必要なんじゃないか』と指摘されて、そこからどうしたらいいのか一人で悩んでしまったり、チームがうまくいかないのは自分のせいだと思い込んだりしてしまった時期がいちばんきつかったです。でも、周りの意見を聞いたり、自分の考えと照らし合わせたりして、この先どうすればいいのかが整理できてきたところはあるので、これからもキャプテンだからと独りよがりにならずに周りと協力し合いながらチームをよくしていきたいと思っています」



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