【取材校】ヤンサカ編集部がキミの学校をZOOMで取材【募集中!】

2021年59校目の取材は、石川の強豪・鵬学園高校サッカー部だ!
取材に協力してくれたのは、キャプテンの金澤吾介選手。キャプテンになった経緯から総体予選後に意識していることなどを話してくれたぞ!

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金澤 吾介
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:165cm/58kg
■前所属チーム:ウイングスSC(栃木)
■自分の見てほしいプレー:センタリング

Q:キャプテンになった経緯を教えてください。
「キャプテンになったのは昨年の3年生が引退した2月くらいです。みんなとキャプテンを誰がやるか相談した赤地監督から、『やってくれ』と頼まれました。これまでも3年生がいない時に、自分が代わりを務めていたので、なるかもとは思っていました。中学生の頃は、クラス会長をやったり、周りを引っ張っていくタイプでもあったので、良い経験になると思い、引き受けました」

Q:キャプテンになってから意識していることは?
「これまでも先輩たちが言ったことを同学年や後輩の選手に伝えてきましたが、キャプテンになってからはそれだけではいけません。1、2年生の頃は自分のことが優先というか、精一杯だったのですが、周りのことを優先して、自分のことは後回しで考えるようになりました。チームの荷物を率先して確認したり、チームが苦しい時に率先して声を出して引っ張っていくようにしています」

Q:キャプテンとしての仕事がさまになってきましたか?
「これまでは試合になると自分のことだけで精一杯になり、周りに助けてもらっていました。ただ、最近は慣れてきたり、自覚が出てきたので、少しはキャプテンらしくなってきたと思います。総体予選の決勝で星稜に負けたのも大きかったです。もっと自分がやらなくちゃいけないと強く思うようになりました」

Q:星稜には昨年の選手権予選の決勝でも負けています。
「今年は一生懸命やってきたつもりでしたが、まだまだ足りなかったのが、本当に悔しくて。何もできなかったです。決勝の舞台が初めてという選手が多くて、準決勝まで出来ていたプレーができず、固くなっていました。星稜が相手ということを意識しすぎて、相手の圧にも負けていました」

Q:総体予選後に意識していることはありますか?
「サッカーの基本を見直していこうと思いました。球際や切り替えのスピードなどをより一層意識するだけでなく、周りの声掛けをしていこうと頑張ってきました。負けてから2か月近く経ち、ようやく意識してきた部分が出せるようになってきましたが、最後の勝負強さが出せていないので、もっと頑張っていきたいです」

Q:「みんな我が強いので、チームメイトに対する文句が出てきやすい。それをまとめるのが大変なので、一人ひとりとしっかり話すようにしています。やっていて良かったと思うのは、チームが勝った瞬間です。自分の力だけではないですが、まとめているのもあって、これまで以上に嬉しく感じます。ただ、最高に喜べる瞬間はまだありません。冬は最後の年なので、絶対に全国に出たい。そして、チーム最高成績を塗り替えるベスト8まで行って、喜びたいです」


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