『キャプテンはつらいよ!?』のコーナーでは、サッカー部のキャプテンになってよかったことや、大変だったことなど、キャプテンの本音に迫ります。今回は、西目高校サッカー部のキャプテン齋藤颯太選手に話を聞きました!
■西目高校サッカー部キャプテン:齋藤颯太
■ポジション:MF(ボランチ)
■学年:2年
■身長/体重:175cm/65kg
Q:キャプテンを志したきっかけは?
「一昨年、昨年と最後の最後で勝てなくて(秋田県予選決勝に選手として出場し、秋田商業に2年連続で敗戦)、悔しい思いをして、このチームは自分がまとめなければと思いました。
1年の時から、厳しい環境の中で先頭に立ったらどうなのかなと感じていて。中学時代は自分には追い込みがなくて、高校でちゃんと自分の限界を見ないとだめだと感じていたこともあります。
キャプテンになったのは、昨年の秋田県予選決勝(2016年10月22日)が終わってすぐです。選出方法はその年によって異なり、今回は投票で決まりました」
Q:キャプテンをする楽しさ、難しさは?
「チーム全体をまとめないといけないのが大変です。周りの反応も変わって、(キャプテンとしての)期待が込められていてプレッシャーもありますが、チームの最終的な責任は自分にあるので、やりがいも感じています。
チームメイトに「ありがとう」とか「サンキュ」とか、背中を押してくれるような言葉をもらった時には、(心も)軽くなるし、キャプテンをやっていてすごくいいと思うところですね。
ただ試合に負けたときなど、自分で責任を感じていることが多くて、誰のせいでもないんですけど、自分がチームをまとめられなかったのは原因のひとつに必ず入ると思っています」
Q:理想とするキャプテン像は?
「青森山田高校のキャプテン・住永翔選手のように、攻守のバランスが取れて、チームのために戦える人になれれば」
Q:キャプテンとしてより成長するために必要なことは?
「チームをまとめることと、啓先生(畠山啓監督)からしっかり教わって、サッカーを知ることが大事です。啓先生からは「状況に合ったプレーをしろ」「試合の流れを読め」「相手をよく見ろ」と言われます。その指摘は本当にそのとおりで、いい環境で教わっているのを実感します。啓先生が言うことと、自分たちの考えをマッチさせることが、勝っていくために必要ですし、支えてくれる人たちのためにもやらなきゃいけないですね」
はにかみながらも、骨太な考えをしっかり話してくれた齋藤キャプテン。取材日(1月18日)には負傷で休養していたものの、チームメイトの練習を見守っていました。同学年の今野颯選手は齋藤キャプテンを「やる時はやる。オフの時は楽しくする。メリハリのあるいいキャプテンです」と話します。齋藤キャプテン率いる西目高校が、全国大会出場を目指して歩みを進めて行きます。
サッカー部のキャプテンはつらいよ!?西目高校サッカー部編・齋藤颯太キャプテン
ゆるネタ2017.01.30