「ヤンサカ」で企画した「きつい練習」募集の第二弾当選チームが決定!編集部が当選チームを訪問し、賞品をプレゼントしてきたぞ!

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平成20年度高校選手権出場、平成24年度インターハイ3位など関西屈指の強豪として知られる、大阪桐蔭の選手たち

■イノシシや幽霊との壮絶バトル!

 今回、編集部が最もきつい練習だと認定したのは、関西屈指の強豪、大阪桐蔭高校。阿部浩之選手(川崎フロンターレ)や三浦弦太選手(ガンバ大阪)らもこなした"山ラン"という創部から続く伝統のメニューだ。
授業が終わると学校からグラウンドがある標高642mの生駒山の山頂付近まで移動するのだが、約3.4kmもの山道を全員が走って移動しなければならない。汗をかく夏場は、過酷さが増し「一生懸命走っているのに、身体のいたる所に虫が寄ってくるから大変」(DF赤澤大志)なのだそうだ。特に過酷なのはそれぞれが目標タイムを設定して、走る火曜日。多くの選手が、うどんなど消化が良い昼食を選ぶほどのきつさで、グラウンドに移動してからも体力強化のメニューをこなす。

 きついのは行きの行程だけではない。帰りはチームバスで学校まで帰るが、バスが使えない場合は暗くなった山道を全員で降りなければいけない。自然豊かな生駒山は野生動物やの宝庫で、これまで何度も巨大なイノシシと遭遇したとか。また、幽霊が出るという噂もあり「後ろから誰かに引っ張られているので、振り返ったら誰もいなかったという経験した選手もいます」(GK周参見剛)というから恐ろしい。そんな練習をこなすチーム全員に賛辞を送りたい。

■これが、きっつい練習だ!

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他のチームなら根を上げてもおかしくない過酷な日課、山ラン。山道を走ることで足腰が鍛えられるだけでなく、「周りの選手が頑張っているのを見ると、ここでやめたらアカンという根性もつく。試合できつくなっても、"ずっと山ランしてるから大丈夫"だと思える」(周参見)そうだ

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厳しい山ランをこなしながらも、笑顔が絶えず、明るい選手たち。大阪桐蔭の強さの秘密は「山ラン」と「明るさ」だ!

■選手2人ミニインタビュー

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DF赤澤大志(3年)
ランではタイムを縮めるように意識してます。これまで試合途中でバテたりしていたのですが、最後まで走り切れるようになりました。

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MF岩本京悟(3年)
ライフガードは味と炭酸の強さが大好きで中学生の頃から飲んでました。高校でも、練習がきつい火曜日に飲むのが美味しいです。

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受賞の特典として、部員全員分のライフガードをプレゼントしてきたぞ!大会前日の練習で、いつもより真剣に取り組んでいたため、練習後は疲れた表情を見せる選手が続出。しかし、贈呈したライフガードを口にすると選手は、笑顔と元気を取り戻していた!

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