チームを陰から支えているマネージャーに話を聞く『マネージャーの本音』。
今回は20回の選手権全国大会出場を誇る名門・徳島市立高校の原田果歩さんに話を聞きました!
原田 果歩
■学年:3年
「私は運動が全くできなくて、地元のチームの試合を見に行っても寝てしまうぐらいスポーツに興味を持てずにいました。ただ、2歳上のお姉ちゃんが徳島市立のマネージャーを始めたのを機にテレビで試合を見たら、その試合は集中してずっと見ることができました。全国大会のPK戦で負けた時は自分自身も悔しくて、そう思わせるサッカー部って凄いと感じました。
高校では自分が成長するために、やりがいのある部活がしたいと思っていました。入学してからは、お姉ちゃんがいるので体験に行ってみたら、全員が一生懸命で、まとまりがありました。取り組む姿勢が全く違って、凄いなと思い入部を決めました。
初めは2人だったのですが、1人が途中で辞めてしまいました。学年で1人だけになってしまい、周りは男の子ばかりでみんな仲が良いので、私だけ部活が終わってからご飯に行ったり、遊びに行ったりする機会がなくて寂しかったこともあります。男の子を羨ましく思ったこともあったのですが、みんな優しくて話を聞いてくれますし、勉強も凄く頑張っているので見習わなければいけないと、私も頑張れました。
練習は毎日でしんどいし、友だちが行事終わりに遊んでいても、一人だけ行けなかったりします。それはいつも嫌だなと思ってしまいますが、試合を見たらマネージャーになって良かったと思えます。学年で私しかマネージャーではないので、"みんな損しているよ"って思うぐらいです。
みんな技術や普段の頑張りだけでなく、勉強も県で一番だと思うので、自信を持ちながらも慎重に、自分たちなりに頑張ってほしいです」
【徳島市立】『全く運動ができなくて、スポーツに興味がなかった』唯一の3年生マネージャーが抱えるサッカー部のみんなへの想いとは【マネージャーの本音】
ゆるネタ2024.11.08