サッカーで大学を選びたい!そんな思い抱いている読者も多いのでは。。。?そこで今回は明治大学サッカー部に大学サッカー生活について、聞いてきたぞ!取材に協力してくれたのは、市立船橋高校出身、小出悠太選手(文/竹中玲央奈)
◆明治大学に進学を決めた理由は?
小出選手:僕はプロを目指すために大学に進みました。その中で1部の強い大学に行きたくて、例年、市船からは中央大学や明治大学へは、その代の力のある選手、実力のある選手が毎年進学していたので、そこを目指したいなとは思っていました。ただ、1つ上の和泉竜司 (現 名古屋グランパス)さんが明治に進学したのを見て、和泉さんが行く大学ならレベルが高いと思っていたので決めました。
◆練習参加をする前に明治のポリシーを聞いて、そこを理解するということを栗田監督は語っていました。
小出選手:練習参加をするときは明治大学の先輩の家に泊まるのですが、そこで厳しい面も含めて、色々と話を聞く機会はありました。
◆セレクションはどうだった?
小出選手:球際、運動量、切り替えというところを明治大学は重視するので、そういう部分が見られるような1対1の練習などを行いました。あとは、人としてという部分は見られていると感じました。具体的には練習中に周りをひっぱる力や、人を巻き込む力ですね。喋れない選手というのは多分、それだけで評価は下がってしまうと思います。
◆大学と高校の違いはどういう部分でしょう?
小出選手:自主性が違いますね。高校時代はスタッフに言われてから行動をしていましたが、大学では言われる前に自分で変えて、何かが起こる前にどう対応するかなど、自分たちで考えて行動をしなければいけません。
◆違いを受けて、強烈でしたか?
小出選手:はい(笑)プレーもそうですし、私生活の面でもしんどかったですね。先輩からも厳しく言われました。本当に、高校時代はまだ子供だったなと思います。
◆サッカーを続けようと思っている高校生にアドバイスはありますか?
小出選手:みんな言うかもしれませんが、サッカーをやっているだけではだめだと思います。大学に入って思うのは、サッカーだけやっている選手で大学に入って以降、伸びている選手はいないと思います。人との繋がりの部分を大事にして、受け答えもしっかりできて、勉強もやる選手が、上の舞台にいけると感じています。
◆大学は色々と誘惑があるが、サッカーを続けるモチベーションはどこで保っている?
小出選手:明治大学サッカー部はバイトが禁止ですし、親の仕送りだけでサッカーをしています。親がそういう環境を作ってくれているのに、そういう中で遊ぶ、サッカーに打ち込まないというのはまず考えられないですね。先輩たちのそういった姿も見てきたので。遊んでばっかりが良いという雰囲気はないです。そこが、明治大学サッカー部の良いところなのかなと。