<質問>
1人の後輩が怪我を負って一生サッカーが出来なくなってしまって部活をやめようかと迷っています。なんて話してあげればいいですか?

<回答>
そうですか!それでは、私の学生で、ケガをして選手を諦めましたが、その後頑張っている人を紹介しましょう。

■サッカー選手:
彼はケガをして選手としての夢を諦めましたが、その後ある先生と出会い、ある分野の勉強を大学卒業後も続けて、その分野で頑張り、今は会社を立ち上げて社長としてその分野で活躍をしています。

■野球選手:
彼も高校時代にボールが目に当たり片眼を失明しましたが、ある講演を聞いて、その分野に興味を持ち、その分野での専門家がいる大学に進学し、その後は大学院まで進学し、まだまだ物足りないと、今では海外の大学院博士課程でその分野の勉強を続けています。

■野球選手:
彼も高校時代にケガをきっかけに、プロ野球選手になりたいという夢を諦め、野球部をやめた高校時代は中学の野球部のコーチなどをしながら、マンガの影響で空手を始め、大学時代は全日本優勝など活躍し、ある先生との出会いからある分野に興味を持ち、大学院に進学し、その後はアメリカの大学院博士課程に進学し、今は大学の教授としてその分野で活躍しています。

このような人々もいることを紹介して、新たな目標や夢を持つことを勧めるのもどうでしょうか?もし、サッカーを続けても、Jリーガーや日本代表になれるのは、ほんの一握りの人だけです。
私の友人で、大学・Jリーグで活躍し、サッカーコーチなどを経て、35歳前後に、社会人として大学院に戻り勉強をして、そのまま大学の先生となり、サッカー部の監督をしている人もいます。

つまり、サッカーを続けても選手としての人生は短く、その後の人生の方が長いので、ぜひ新しい夢や目標をもってはと話してあげるのもよいでしょうし、ヤンサカでの私の話を見せてあげてください。過去を振り返るより、未来を考えたほうが、人生は楽しくなります。これこそメンタルトレーニングのプラス思考の理論です。過去は戻りませんが、今は頑張れるし、今の考えや行動が未来を変えるはずです。

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