どんなところにこのチームの良さを感じたのか。数あるチームの中から絞り込み、この高校を選んだ理由は必ずあるはず!
今回は西武台高校サッカー部の遠藤秀悟選手にチームを選んだ理由を聞いてみました!

遠藤 秀悟
■ポジション:FW
■学年:3年
■身長/体重:172cm/68kg
■前所属チーム:Forza'02(東京)
■見てほしいプレー:ターン、スルーパスなどのチャンスメイクに特化したプレー


Q:西武台を選んだ理由を教えてください。
「いろんな選択肢があって、実践学園や流通経済大柏も考えました。ただ、中学時代に所属していたForza'02が西武台のグラウンドで練習をしていて身近な存在でした。西武台の先生方も高く評価をしてくれたことが大きかったです。自分を評価してくれていることが西武台を選んだ1番の理由でした。あとはForza'02のコーチにも勧められたのも大きかったかもしれません。自分は中学2年生の時に足首の大怪我でオペをすることになり、4ヶ月ぐらいサッカーができませんでした。それでも見てくれていて、思い通りのプレーができない中でも欲しいと言ってくれました。そこは本当に要因としては大きかったです」

Q:西武台に来て、自分の成長はどう感じていますか?
「中学時代はとにかく頑張るというスタイルで、高校1年生ぐらいまではその戦い方でやれている部分がありました。ただ、身体の成長が止まってからは、サッカー面で立ち位置(ポジショニング)などを考える必要が出てきたので、そこを先生方に教わりました。『脱力するところは脱力して、ちゃんとサッカーを考えてプレーする』そこは成長の一つだと実感しています」

Q:ただ、今年の5月にあったプリンスリーグ関東2部の桐光学園戦で右膝に大怪我を負いました。
「はい。右膝の半月板損傷、前十字靭帯断裂で、全治9ヶ月と診断されました。7月に内視鏡で手術をしたので、今季の復帰はできません。怪我もなんでもないようなところでの負傷でした。その週は大学の練習会などに行って疲労などが溜まっていたかもしれませんが、相手が左足でボールを持っていたので右足を出してきたタイミングで足を出したら膝が崩れた感じになりました。実際にゴリゴリという音が聞こえたわけではないけど、自分の中でそういう感覚があり、これはなんだろうなと思いました。その瞬間は立てなかったんですけど、プレーが止まったタイミングで1回ベンチに戻ってテービングを巻いてもらって15分ぐらいピッチに戻りました。でも、ジャンプの着地をした時に同じ感覚が来てこれはダメだなと感じました」

Q:今は冷静に当時の状況を話していますが、心境としてはどうだったんでしょうか?
「僕は意外と冷静でした。むしろ、一緒に病院に行ってくれたお母さんが号泣していました...。トレーナーも一緒に診断を聞いてくれていたのですが、部屋に入った瞬間に僕もこれはやばいというのを察しました。そこから手術をするか、選手権に出るのであれば温存という選択肢もあると伝えられましたが、80%の力でしかプレーできないならチームの迷惑になると思ったので手術の道を選びました」

Q:気持ちの整理はもうついていますか?
「そうですね。今は大学でサッカーを頑張ろうという気持ちになっていますし、仲間を応援したいです。怪我をして選手権に出られないというのがわかってから、自分は応援団の中心メンバーに話をして、そこに入れてもらえるように話をしました。副キャプテンという立場でもあるので、結果的にチームのために戦うと思えたのは本当に良かったです」

Q:選手権への想いを聞かせてください。
「みんなには全国ベスト4を果たして欲しいです。自分の事情で落ち込んでいる場合ではないので、練習ができるときは練習に参加したいし、マネージャーと一緒に水の準備などもしたいです。チームのためにできることは全てしたいです」


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