チームの中核を担うキーマンに話を聞く〇〇の誓い!
今回は昨年度の選手権で準優勝を果たした流経大柏の新3年生で、U-17高校選抜候補にも選ばれたエースの安藤晃希選手に話を聞きました!

安藤 晃希
■ポジション:FW
■学年:2年(新3年生)
■身長/体重:170cm/58kg
■前所属チーム:tfaジュニアユース(東京)
■見てほしいプレー:スピードに乗ったドリブル


Q:理想のエース像を教えてください。
「エースというのはチームを勝たせる存在でなければいけません。去年、自分はトップチームでプレーし、選手権の舞台も経験させてもらいました。リーグ戦も選手権もなかなか個人として結果を出せなかったのですが、そこで得られた経験は本当に大きいと感じています。3年生と自分を使ってくれたスタッフには感謝しています。その経験を生かすためにもこのままでは駄目です。シュートやクロスの質を高め、色んなパターンから得点に結びつけられるように自分が今できることを最大限やらないといけないと思います。リーグ戦の開幕までにできるだけコンディションを高めて、開幕からしっかり結果を残したいと思っています」

Q:選手権の決勝では途中から出場して、得意のドリブルで会場を沸かせました。
「クロスを上げれるシーンもありましたが、修正できる箇所がかなりあって、少し遅かったり、周りを見ていなかったりで上手くいきませんでした。その時は感じていなかったのですが、今思えば選手権の雰囲気に呑まれていたのかもしれません。選手権では自分の良さを出しきれなかったので、悔しさしか残っていないですし、その悔しさがあるからこそ、今は本当にもっとやってやろうという気持ちがあります。最後にPKを外して負けたことも自分にとっては大きいです。先輩には申し訳ないけど、あそこでPKを決めて優勝をしていたらちょっと満足していたかもしれないと思います。今となっては良かったのかもしれないと思っています」

Q:PKを最後に外してしまいました。あそこから気持ちを切り替えるにはかなり時間がかかったのではないですか?
「そうですね。1,2日はサッカーをまともに見れなかったです。でも、皆が自分の力で来年国立に連れて行けといってくれて、榎本監督や山根コーチも励ましてくれて少し救われました。逆にお世話になった先輩の柚木くんからは『お前のせいだぞ!』って愛のある叱責をしてくれたので、自分の中でもそう言ってくれて良かったと思うところがありました。そういう3年生の支えがあったから今があると思います」

Q:今年の目標を教えてください。
「数字が求められているので、プレミアリーグでは2桁得点を取りたいです。また、インターハイと選手権では得点王を目指して挑みたいと思います。流経大柏の背番号10番も自分がつけたいと思っています」