2025年6校目は昨年選手権に3年ぶりの出場を果たした兵庫県の強豪・滝川第二高等学校!
取材に協力してくれたのはキャプテンの滝澤呂澪選手。キャプテンになった経緯や新チームの状況、今シーズンの意気込みを語ってもらいました!
滝澤 呂澪
■ポジション:DF
■学年:2年(新3年)
■身長/体重:180cm/67kg
■前所属チーム:クラブテアトロ(東京)
■見てほしいプレー:サイズを生かしたヘディングとロングフィード
Q.キャプテンになった経緯を教えてください。
「毎年、滝川第二では1、2年生の全員による投票でキャプテンを決めていて一番票数が多かった僕が選ばれました。去年からトップチームで試合に出させてもらっていて、今年が始まる時にはもう自分が引っ張らなければいけないと思っていました。キャプテンが決まっていなかった県の新人戦でも『キャプテンマークを巻くのは誰でも良いよ』と言われていたのですが、みんなが『お前が巻け』と言ってくれて、少しずつ実感が湧いてくるというか、自分がやらなければという気持ちが強くなっていました」
Q.チームをまとめるのは得意でしょうか?
「小学生の頃はキャプテンで、中学生の頃は違ったのですが、キャプテンがムードメーカータイプだったので自分がチームをまとめることもありました。引っ張る作業には慣れていて、苦ではありません」
Q.キャプテンとして昨年の経験をどのように伝えたいですか?
「昨年、選手権で兵庫県の頂点に立ち、全国に出させてもらったのですが、全国の壁というか全国の強度を学びました。ただ、新チームにいるメンバーにはそこを学べていない選手がたくさんいます。そこで自分のプレーや声でどんどんみんなに伝えていこうと思っています。ただ、なかなか言っても伝わらない部分もありますし、自分自身もみんなに言うからにはもっとやらなければいけません。みんなも耳を傾けてくれてはいますが、まだまだかなという気がしています」
Q.具体的にどの辺りが足りないのでしょうか。
「今年、小森康広監督から『競り勝つ、拾い勝つ、走り勝ち、気持ちで勝つ』というモットーを伝えられました。自分たちが入学してから見失っていた部分だと思っていて、昨年小森監督が就任してから強く言われてきた部分でもあります。昨年からAチームにいた選手は意識してきたのですが、Bチームの選手には浸透しきれていないので、今までのスタイルに新しいスタイルを入れて、幅広く戦えるようになりたいです」
Q.最後に今年の意気込みをお願いします。
「去年は新人戦、選手権の2冠を達成しましたが、今年はすでに新人戦で負けてしまったので、残りのインターハイと選手権はしっかり全員で"タイトルを取りに行く"という気持ちを合わせて頑張りたいです。プリンスリーグは難しい試合になるかと思いますが、1部に昇格させたい気持ちは強く、"強い頃のタキニ"が戻ってきたと思ってもらえるようなチームになりたいです。保護者にも結果で感謝を示したいと思っています」
【滝川第二】『強い頃のタキニが戻ってきたと思ってもらえるようなチームに』全国を知る・滝澤呂澪が新チームで再び全国を目指す【キャプテン】
ゆるネタ2025.03.10