星稜高校を全国屈指の名門に成長させた河﨑護監督にインタビューさせてもらったぞ!
過去の選手権でのエピソードや指導面についていろいろと聞かせてくれたぞ。

「本田、豊田、鈴木大に共通してあったのは『諦めない気持ち』ですかね」

Q:星稜が目指しているサッカーというのはありますか?
「そんな格好いいものはないですよ。これといって目指しているサッカーや確立しているスタイルみたいなものはありません」

Q:入部してくる選手を見て、戦い方が変わっているということでしょうか?
「そうですね。これといった戦術を決めたりはしていないですね」

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Q:星稜の中学も名門となってきていますが、高校から入学する選手たちはどのように入部してくるのでしょうか。
「星稜中の子はそのままエスカレートで上がってきます。高校から入ってくる子たちは、部活動体験や練習会に参加して、本人の希望であったり、練習でのプレーを私が見て、素晴らしい選手には、推薦の方で来てくださいという話はしますね」

Q:卒業生で多くのJリーガーや日本代表(本田圭佑、豊田陽平、鈴木大輔など)の選手を輩出してきましたが、何か他の選手と『違うもの』や『光るもの』があったのでしょうか?
「三者三様でそれぞれ違うけど、三人とも突き抜けたものを持っていて県内レベルではなかったですね。本田くんなんかは日本代表でも活躍していますしね。三人に共通してあるとすれば、『諦めない気持ち』ですかね。努力し続けられる才能というのが三人とも共通してあったと思います」

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Q:河﨑先生から見て、本田圭佑選手(32歳)の世代と今の世代の子たちに対して、指導の仕方やアプローチの仕方に違いはありますか?
「私からしたら、本田くんの時代も今の時代の子もそんな大差はないですかね。うちのサッカー部に入ってくる子は県内の子、県外の子がいて、強烈な個性を持った子がその学年にいると学年の雰囲気が変わって、出来あがっちゃうというのもあるけど、毎年毎年楽しみですよ。1年として同じ雰囲気ではいれないし、今年の3年生は3年生でしっかりとしたパーソナリティ・個性を持った子が多いです。時代は過ぎていくけど、私からするとそれが良い・悪いではないし、あの年代はこういう年代だったなというのはあるかもしれないけど、それは意図して作ったものではないですからね」

Q:選手を指導していく上で、絶対に伝えていることはありますか?
「おれ間違ったことを教えてきたかなと思う気もするんだけど(笑)。私は35年ほどやってきてるけど、昔はいろいろとメチャクチャだったんですよ(笑)。そんなスタートだったけど、今も昔も変わらず言っているのは、自分がやらなければいけないことは学校生活であって、部活動だよなと。友達と仲良くしなくてはいけないとか、どうしても抽象的になるけど、基本的な生活習慣をしっかり身に付けさせるということは昔も今も指導方針は変わっていないですね。『人づくり』をしていかないと。歪んだことを考えたりすこともあると思うけど、そこで道を外れないようにしてあげなければいけないですね」

明日は『選手権』についてお聞きした後編を掲載するぞ!

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