2024年8校目は九州プリンスリーグ1部に籍を置く九州の実力校・日章学園高校!
取材に協力してくれたのは高岡伶颯選手。現在のチーム状況や新シーズンの意気込みを語ってもらいました!
高岡 伶颯
■ポジション:FW
■学年:2年(新3年)
■身長/体重:165cm/62kg
■前所属チーム:三股町立三股中学(宮崎)
■見てほしいプレー:前線からのプレッシングと左右のシュート
Q:今季からキャプテンを務めます。経緯を教えてください。
「実は僕がキャプテンをやる予定ではなく、最初はCBの吉川昴我がやる予定だったんです。選手権が終わり、原啓太監督だけが首都圏に残って視察をしていて、吉川を中心に練習をしていました。彼は1、2年生の頃から学年のリーダーをしていたので、その流れで引き続きやっていたんです。でも原監督から連絡があり、電話で『お前がキャプテンをやってくれ』と頼まれたんです。そこから僕なりに受諾するかを考えました。昨年度のキャプテン、藤本晃士さんからも来年は『お前がやれよ』と言ってもらっていて、覚悟は元々あったので、自分がやろうと決めました。去年、僕はU-17ワールドカップなどで世界を経験して、いろんなことを学びました。人一倍経験値はあると思うので、どうすればチームに貢献できるかを考えたら、先頭に立って仲間を引っ張ることだと思ったんです。成長するためにはキャプテという役割を務められるようにならないといけないし、リーダーシップを取れるような選手にならないといけません。そうした想いでキャプテンを務めることになりました」
Q:キャプテンをやるのは初めてですか?
「初めてです。小学校と中学校は副キャプテンで、学校でも生徒会長とかそういうのもやったことないです」
Q:初めてチームの先頭に立ってまとめる役割を担います。大変なことも多いのでは?
「最初は明確に何をすべきかわかりませんでした。実際にチームをまとめられなかった時に原先生から指摘を受けたんですけど、どうすべきか分からないことがありました。でも、仲間が僕を助けてくれて、本当に感謝しかないです」
Q:今年は代表や高校選抜の活動に加え、プロクラブの練習に参加することが増えます。そうすると、チームの練習にあまりいないと思うので、その時にどうやってチームをまとめるかもポイントになりそうですね。
「そうですね。なので、その辺は色々他の人の話を聞いてみようと思います。高校選抜の活動で青森山田の山本虎さんや市立船橋の太田隼剛さんがチームでキャプテンをやっていたので、話を聞いてみました。卒業生だからこそ聞けることが多いと思ったんです。僕が思っている以上にきついと思うし、この状況が1年間続くと思うと辛いことも多いのかなと。でも、それ以上に楽しみではあります。リーダーシップの取り方をその2人聞いて、どうやってチームをまとめるかは参考になりました。やっぱり、仲間が大事だという話をしてもらったり、サッカーに集中することが難しい時もあるらしいので、そこは自分も頭に入れながらやっていこうと思っています」
Q:今年の意気込みを教えてください
「昨年U-17ワールドカップの舞台を経験したので、今年はその経験を持って選手権やインターハイに全てを懸けたいです。個人としてもプリンスリーグや全国大会で圧倒的な活躍をしたいです。マークもキツくなると思うのですが、今年はぶっちぎる力を目標にしているので、九州でも代表でも全国でも海外でも圧倒的な力を発揮できるように頑張ります」
【日章学園】『先頭に立って仲間を引っ張る』高岡伶颯の成長への道【キャプテン】
ゆるネタ2024.03.04