チームの命運を握っているかもしれない中心選手に話を聞く『○○の誓い』。
今回は、昨年度のインターハイで全国ベスト4に入った日大藤沢高校の攻守のキーマンで、昨秋のU-17ワールドカップメンバーにも選ばれた経験を持つ10番の布施克真選手に話を聞きました!

布施 克真
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:174cm/68kg
■前所属チーム:横浜F・マリノスジュニアユース(神奈川)
■見てほしいプレー: 左足のキックと強度の高い守備


Q: 昨季はU-17ワールドカップに出場し、今年は10番を託されました。自分が考える10番はどういう存在であるべきだと感じていますか?
「チームを支え、ゲームを支配できるプレイヤーであるべきだと思っています。チームの中心となり、最もチームにプラスをもたらせるようなプレーをしたり、声をかけたりしないといけません。4月の試合では、体調不良のキャプテンに代わって腕章を巻きましたが、巻いていたとしても巻いていなくても、プレーとコミュニケーションでチームを鼓舞しないといけないです。そこは試合中も試合後もアップの時も意識しています」

Q:昨秋はU-17ワールドカップのメンバーにも選ばれ、高校選抜で欧州遠征も経験しました。そういう意味では、注目度も上がっていますが、一方で周囲からの期待でプレッシャーもあると思います。そこはどう捉えていますか?
「プレッシャーはある程度感じていますし、今後は相手からも"こいつはマンマークでいこう"と言われる時があると思います。これからは、より緊張感を持ってプレーしないといけないと思います。しかし、重く受け止めずに自分の最大限のプレーを出せれば、どんな相手が来ても戦える自信はあります。大学生や海外の選手と対戦して感じているところもあったので、そこは自信を持って、緊張というよりも堂々とプレーしたいです」

Q:昨年のU-17ワールドカップの経験は自分にどう生きていますか?
「やはり、試合に一度も出られなかったのはどういう舞台であっても悔しかったです。あの舞台でグラウンドに立てなかったのはありますが、相手のスピード感を感じることはできました。やっぱり外で見ていても違いは明らかだし、いつもやっているK1リーグ(神奈川県リーグ1部)とは全く違うスピード感で独特な空気感もありました。それは外から見ても感じられて、すごくいい経験になりました。日本に戻ってきてから意識も少し変わって、食事面や普段の練習から1つ1つのプレーにこだわるようになったので、自分にとって刺激になっています。それをチームに還元できるように取り組んでいきたいと思っているので、そういう面でもすごく良い経験になったと思います」

Q:最後に今年の意気込みを教えてください。
「今年は県リーグ1部で優勝することはもちろん、プリンスリーグ関東2部にチームを上げることを最低限の目標にしています。去年はそれを達成できなかったので、まずはそこを絶対に達成したいです。そして、インターハイ、選手権と2つ大きな大会があるので、去年同様に全大会に出場することは最低限の目標にして、すべての大会で優勝できるようにしたいです」






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