2024年23校目は、京都府予選4連覇中の東山高校!
取材に協力してくれたのはキャプテン・辻綸太郎選手。現在のチーム状況や新シーズンの意気込みを語ってもらいました!

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辻 綸太郎
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:176cm/72kg
■前所属チーム:ヴィッセル神戸U-15(兵庫)
■自分の見てほしいプレー:チームのためのハードワーク、クロスなど攻撃に関わるプレー


Q.キャプテンになった経緯を教えてください。
「昨年、選手権予選で負けた後にプリンスリーグが3試合残っていました。そのタイミングで昨年のキャプテンだった濱瀬楽維君に『来年はキャプテンをやって欲しい』と言ってもらったのがきっかけです。最初は引き受けるか曖昧だったのですが、3週間ずっと濱瀬君と行動するうちにキャプテンとしての自覚が生まれ、新チームになったタイミングで正式に引き受けました」

Q.自分が選ばれると思っていましたか?
「全く思っていませんでした。夏はトップチームに帯同させてもらう機会が多かったのですが、選手権予選はスタンドから応援する立場でした。それに、これまで2年間、東山で過ごしてきた中、リーダー格だったのは沖村大也や山下ハルでした。トップチームでも出ていたのでキャプテンに相応しいと思っていました。正直、自分がこのチームをまとめられるか不安もあったのですが、やるからには責任感を持ってやらなければいけないです。濱瀬君にキャプテンに向いていると思われているなら、頑張ろうと思えました」

Q.キャプテンを引き受けるには覚悟も必要ですか?
「去年はプリンスリーグで全く勝てず、濱瀬君が一人で背負っていました。キャプテンはそう簡単な仕事ではないですし、苦しい仕事だと分かっていたのですが、自分がチームを引っ張るからには絶対に日本一を取りたいと思っています。それに、濱瀬君や2個上の代でキャプテンだった新谷陸斗君から受け継いできた物を自分がしっかり、今のチームにも残したいとも思いました」

Q.キャプテンになってから意識していることはありますか?
「走りなどきつい練習の際は必ず設定タイムに入ろうと決めました。元々は走りが得意ではなかったのですが、キャプテンができていなかったら他の選手が頑張ろうと思えないと思います。キャプテンがチームの基準になると思うので、精神的に頑張らなければいけない練習は全て自分がクリアしようと思うようになりました」

Q.やっていて大変さを感じる瞬間はどのようなタイミングですか?
「勝てる試合は多いのですが、プレーが上手く行かない時は自分のことばかりになって、チームのための作業ができていません。直近のプリンスリーグの2試合はヴィッセルBと引き分けて、セレッソには負けています。それは、練習での僕の態度が良くなったのが原因だと感じています。キャプテンを背負っているにも関わらず、自分のプレーに納得出来ずに落ち込んでいたので、そこは改善しないといけません」

Q.キャプテンになって良かったと思う瞬間はありますか?
「インターハイで京都のタイトルが取れた時や京都と近畿の新人戦で優勝できた時はキャプテンをやって良かったと思いました。先輩方が取ってきたタイトルを自分たちの代でも取れた嬉しさはありましたし、優勝のトロフィーを掲げた時は何物にも代えられない喜びがありました」

Q.最後に全国での意気込みをお願いします。
「インターハイは簡単な試合が一つもありません。その中で自分の目標である日本一に向け、一つ一つ目の前の相手に対し、東山らしさであるハードワーク、球際などやるべきことを徹底していきたいです。そうすれば必ず良い結果が付いてくると信じています」


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