2024年31校目は、高円宮杯U-18プレミアリーグWESTに所属する強豪・神村学園高等部!
取材に協力してくれたのはキャプテン・名和田我空選手。現在のチーム状況や選手権への意気込みを語ってもらいました!

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名和田 我空
■ポジション:FW
■学年:3年
■身長/体重:168cm/62kg
■前所属チーム:神村学園中等部(鹿児島)
■自分の見てほしいプレー:ゴール前の質、シュート、ドリブル、パス


Q.キャプテンになった経緯を教えてください。
「最初はキャプテンになることに対して、あまり前向きではなかったのですが、有村先生から『このチームを強くするためにも、我空がなるべきなんじゃないか』と言ってもらいました。今年は高校生活最後の年で本気で日本一を取りに行くためにも覚悟を持って、キャプテンになろうと思って決意しました」

Q.なぜ前向きではなかったのでしょうか?
「昨年、一昨年とキャプテンのきつさを間近で見ていたので、そこまで責任を負いたくないと思っていました。正直、好きなことをしていていたいなって考えていました。でも、自分自身の成長を考えた時に、キャプテンをすべきだと思ったので、今思えば良い選択だったと思います」

Q.キャプテンになってから意識していることはありますか?
「就任してからトップチームだけでなく、チーム全体を見るようにしています。自分は一昨年に1年生でトップチームのメンバーに入っていたのですが、先輩たちが話しかけてくれて、チームの輪に入れてくれたので、凄く居心地の良い環境でした。今年もトップチームに1年生が入ってきているので、先輩たちがしてくれたことと同じように自分から積極的に絡んで、チームの輪に入ってもらおうとしています」

Q.練習を見ているとチームの雰囲気や強度に対して厳しく指摘しているのも印象的でした。
「チームとしてやらなければいけないことに対して言うべき立場だと思うので、強く言うようにしてます。ただ、サッカーをしている時とサッカー以外の場面では分けているので、プレー中に強く言ったらかといって、関係性が崩れることは一切ありません。ピッチ外では楽しくしている分、プレー中は目の色を変えて言うべきことは言わなければいけないとチーム全体にも伝えています」

Q.キャプテンになって良かったと思うことはなんでしょうか?
「自分の話をちゃんと聞いてくれるチームメートがいることです。特に1、2年生は個別で話す機会も作るようにしているのですが、ちゃんと聞く態度で話を聞いてくれている時はキャプテンをやっていて良かったと思います。自分も人前で話す機会が増え、意見や考えを人に伝えられるようになったと思います」

Q.大変さを感じる瞬間はありますか?
「勝てない時期は一番苦しかったです。特にプレミアリーグの開幕戦で勝って、その後に3連敗した時は特にきつかったです。今年は強いと言われていたのですが、"結局はこんなもんかよ"と思いました。ただ、苦しい時期は必ずあると思っていましたし、鈴木悠仁をはじめとした3年生が話を聞いてくれたり、協力してくれたのがとても大きかったです。その中で、"もっとやらないといけない"と自分に負荷をかけていく中で、今は少しずつ結果が出てきているのは嬉しい限りです」

Q.最後に選手権への意気込みをお願いします。
「目指しているのはもちろん日本一です。インターハイの2位という悔しさを忘れず練習に取り組んで、どこよりも走って、どこよりも上手いチームになりたいです。いろんな人に感動を与えたり、小さい子たちに夢を与えるようなサッカーをして日本一を取りたいです」


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