2024年36校目は、3年ぶり13回目の全国出場を決めた名門・草津東高校!
取材に協力してくれたのはキャプテンの上原周選手。キャプテンになった経緯や現在のチーム状況や選手権への意気込みを語ってもらいました!
上原 周
■ポジション:MF
■学年:3年
■身長/体重:166cm/62kg
■前所属チーム:MIOびわこ滋賀U-15(滋賀)
■見てほしいプレー:ゲームメイク
Q.キャプテンになった経緯を教えてください。
「1年目の頃からピッチに立たせてもらいながら、選手権に出られなかった責任を感じていました。今年は、このチームを全国に連れて行きたい、自分がこの代を変えようと思ったのでキャプテンを志願しました」
Q.スムーズに決まったのでしょうか?
「GKの岡留佑樹も志願したので、ミーティングで色々と話し合いをしました。僕を推す人もいれば、岡留を推す人もいて、最終的には2人で話し合いました。"俺がキャプテンになったらこうする"と意見をぶつけあった結果、最終的に岡留が僕を推薦してくれてキャプテンに決まりました」
Q.今年のチームは我が強い選手が多い中、キャプテンとして意識することはありますか?
「最初は我が強いことを悪いことだと思っていました。でも、よく考えてみたら、我が強いというのは凄く良いことだと思いました。個性がないチームよりも我が強い選手が揃っている方が良いチームじゃないですか。その我をどれだけキャプテンがコントロールできるかが大事で、そのためには一人ひとりのことを良く知らなければいけないと意識してきました。オフの際にふざけている選手が、どんな性格か知っていますし、どのくらいきつく言って良いかも理解しています。一人ひとりのモチベーションをコントロールして、最高な状態に保つ方法をインターハイの頃よりも今は分かっているつもりです」
Q.キャプテンが嫌になることはないのでしょうか?
「新人戦もインターハイも自分のせいでチームが負けてしまったと思っています。新人戦は決勝の前日まで体調不良で練習に参加できませんでした。インターハイの時は自分がPKを外してしまい、負けが決まった時は自分が嫌になりました。自分がチームを勝たせるためにキャプテンになったのに、この1年間は勝てない時期が続いたこともあり、選手権にかける想いは強かったので全国を決めれて良かったです」
Q.やっていて良かったと思えた瞬間はいつですか?
「チームが勝った時はもちろんですが、選手権予選後にみんなから"キャプテン、ありがとう"と言ってもらえたのは嬉しかったです。チームメイトだけでなく、監督やコーチからも伝えてもらえたのも嬉しかったのですが、"全国でも頑張ろう"とも言ってもらうのでより一層責任感が増しました」
Q.全国への意気込みをお願いします。
「このチームが目指すのは堅守速攻です。全国でも良い守備から良い攻撃に繋げたいです。選手権予選は、良い守備から良い攻撃に繋げることができたので無失点で終えることが出来ました。全国ではプレミア、プリンスなど自分たちよりもの上のカテゴリーを戦うチームが多いですが、ビビらずに自分たちのサッカーをすれば通用すると思っています」
【草津東】『このチームを全国に連れて行きたい』有言実行を果たした上原周が全国でも堅守速攻の鍵を握る【キャプテン】
ゆるネタ2024.11.19