2024年38校目は、選手権予選を2年連続で制した佐賀東高校!
取材に協力してくれたのはキャプテンの田中佑磨選手。キャプテンになった経緯や現在のチーム状況や選手権への意気込みを語ってもらいました!

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田中 佑磨
■ポジション:DF
■学年:3年
■身長/体重:178cm/71kg
■前所属チーム:サガン鳥栖U-15(佐賀)
■見てほしいプレー:対人守備、ヘディング、攻撃の起点になるオーバーラップ、クロスの質


Q.キャプテンになった経緯を教えてください。
「去年からスタートで出させてもらい、同じ右サイドでプレーしていたキャプテン(宮川昇太)の背中を間近で見てきました。2年生の頃からチームをまとめたい気持ちが強かったので来年は自分がキャプテンになりたいと思っていて、新チームなったタイミングで立候補しました。小中の頃はキャプテンをやったことがなかったのですが、高校になって引っ張りたい気持ちが芽生えました。チームをまとめて強くしたかったです」

Q.昨年の宮川キャプテンから学ぶことは多かったですか?
「コーチングをたくさんしてくれていましたし、プレーでも魅せてくれるキャプテンでした。後ろで宮川さんを守備で支えつつ、そうした姿を学んで2年生のうちからキャプテンになる準備をしてきました」

Q.キャプテンになってから意識していることはありますか?
「普段の練習から中心になれるよう積極的に声を出したり、雰囲気を作って、周りを巻き込もうとやってきました。プレー面でも自分が基準となれるように激しいプレーをやることで心を動かして、みんなに真似してもらおうと思っていました。熱のあるプレーをすれば心が動いてやる気が出るし、モチベーションも高まると思います。そうして火をつけようとしてきてきました」

Q.ただ、インターハイは県予選の準決勝で涙を吞みました。
「プライドとして、負けてはいけない県の準決勝で負けたのは良くないのですが、結果的には選手権予選に繋がった気がしています。敗戦を機に気持ちが変わって練習の質や熱量がかなり変わったからこそ、ここまで成長できました。そうした大きな意味のある負けでした」

Q.キャプテンとして大変さを感じる瞬間はありますか?
「自分はメンタルが弱い方ではないので、凄くきつかったことはありません。付いてきてくれない選手がいてもこまめに向き合って、見捨てることなく声掛けを続けていればいつか実ると信じて頑張ってきました。チームを支えるという自分の使命は変わりません。そうした覚悟を持ってキャプテンをやってきたので、大変さはなかったです」

Q.やっていて良かったと思える瞬間はありますか?
「インターハイ予選で負けた悔しさを機に、後期のリーグ戦は負けなしが続きました。気持ちの変化が結果にも繋がったと思えるのは嬉しいです。段々とチームが出来上がってきて、バタバタ感がなくなりました。チームとして安定感が出てきました」

Q.最後に選手権への意気込みをお願いします。
「目標であるベスト4を達成するためには、自分たちのプレーをして勝っていかないといけません。今までの集大成をぶつけたいです。ポゼッションサッカーでボールを大事にして、まずは初戦を突破したいです。流経大柏はプレミアのチームですが、カテゴリー関係なく自分たちのサッカーで勝ちたいです」


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