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【柏レイソルU-18】日本随一のアカデミー組織の源泉は、"一貫指導"×"同敷地内にいる最高の手本"

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■チームプレーと個人のバランスを考えながら、プロになるための指導を徹底
柏レイソルU-18の練習は、トップチームが本拠地として使用している日立柏サッカー場やトップチームの練習場と同敷地内という、いつでも「プロの空気」を吸うことができる最高の環境下で行われている。

トップチームとアカデミーのサッカーの一貫性はJリーグ屈指。現在トップチームに登録されている29選手中17人をユース出身選手が占め、今季の公式戦において先発メンバーの半数以上がユース出身選手という試合も珍しくない。トップチームを指揮する下平隆宏監督も昨季までの6年間、柏U-18の監督を務めており、現在は当時の教え子たちともに戦っている。

トップチームに2種登録されて練習参加もしているDF古賀太陽、U-19日本代表としてバーレーンで開催されたAFC・U-19選手権で優勝に貢献したFW中村駿太といったタレントも属している柏U-18は、高校生年代最高峰の高円宮杯U-18プレミアリーグEASTに参戦中だ(10月24日時点で10チーム中7位)。

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そんな名門の "レイソル予備軍"を今季から率いる永井俊太監督は「アカデミーにはもともとベースがあるので、特に変わったことする必要もなかったです。(トップとアカデミーで)大事にしていることが一貫していることは素晴らしいことだと思います」と話す。

その永井監督は「目の前の試合に勝つこと」はもちろん大切であるとしながらも、それと同じく大事にしているのが一人でも多くの選手をトップチームに輩出することだという。

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「目の前の試合にベストを尽くして、練習もベストでやっています。その上で、彼らの夢や目標である『プロサッカー選手』になるために、いま何が必要だよとか、何が足りないと指導するのは一番大事だと思う。チームプレーと個人のバランスを見ながら、彼らがプロになるためにどうしていけばいいかを考えています」

取材・記事/エル・ゴラッソ柏担当 須賀大輔
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