今回、狭き門のナイキのプレミアムクリニック「NIKE ACADEMY TIEMPO MASTERCLASS」に参加した全国屈指の強豪・流通経済大柏(千葉)の2年生CB・関川郁万選手にインタビューしたぞ!
この夏、インターハイを制した注目のCBは、このトレーニングに参加してどのようなことを感じ、学んだのか。
Q:意気込みじゃないですけど、どういった気持ちで入ってきていますか?
「リスペクトというか、岩政さんは元プロ選手で憧れの選手の1人ですけど、それを超えられるようにしようというのは意識しています。アドバイスをもらいながらうまくはやれたんですけど、あと3回あるのでしっかりやりたいです」
Q:実際にトレーニングしてみて、通用した部分、改善しなければいけない部分についてはどのように感じましたか?
「クロス対応とかは流経でもやっているのでうまくいったかなと思います。2対2のファーストディフェンダーからセカンドディフェンダーになったときの声掛けとかが、まだまだだと思ったので、自分のチームに戻ったときに意識しないといけないところだと思いました」
Q:声をかけるのが大学生ということもあって、遠慮してしまう部分も?
「少しはありました(笑)でも一日だけだったので緊張はしなかったです」
Q:大学生とやってみてフィジカルの部分など、やれるなと思いましたか?
「週に一回、流通経済大学のトップチームと試合しているので、当たり負けとかはあまりなかったです」
Q:岩政選手から言われたことで、プラスになったと感じたことは?
「やっぱりセカンドディフェンダーになったときの声かけですね。やられそうになってから声をかけるんじゃなくて、対応しているときからの声かけですね」
Q:今日のトレーニングは流経柏とは違いましたか?
「質とかも全然違いますし、求めることが少し違うので、変化に対応しながらって感じでしたね。股の下からの突っつきとかは流経じゃ教わらないので、岩政さんもプロになってから教わったと言っていたので、それを高2の時に教えてもらえるというのは嬉しいことですし、貴重な経験になりました」
Q:岩政選手がビジョンだったり、方法論みたいのを考えろみたいなことを言っていたと思いますが、自分の中で、理解できました?
「言葉が難しかったので(笑)。ビジョンとかは...でも方法はなんとなくわかりました。ビジョンと方法を除いたら分かる言葉があったので、話している間は自分の中で考えながら聞いていました」
Q:このトレーニングで、今後どうしていこうかなという目標みたいなものは?
「越えられるようにしないと世界で通用する選手にはなれないですし、プロで活躍して世界でも戦える選手というのが最終目標なので、そこにたどり着ければいいなと思います」
Q:目標にしている選手は?
「セルヒオ・ラモスです。闘争心むき出しで、ヘディングも強いし、キャプテンシーもあるので目標にしています」
Q:自分の中で、得点を取って、守って勝ちたいみたいな、試合に対するビジョンみたいなものはありますか?
「自分が目指しているのが一人で守って、一人で点を取って勝つことなので、それはずっと言っていることですし、インターハイではそれができた部分でもありますし、助けてもらって勝った試合もあったのですが、自分が試合を決められた試合もあったのでそれはよかったと思います」
Q:インターハイは悔しさを晴らせました?
「去年、悔し涙を流したので、今年はうれし涙を流せたのでよかったです」
Q:それは自信につながった?
「はい。去年からディフェンスラインで出ていたのは自分だけだったので、自分がリーダーシップを発揮しないといけないというのは、キャプテンからも言われていたのですし、影響力がまだまだ足りないというのは自分でもわかっていますし、集中力が切れたり、もっと人間性の部分を大事にしていかないといけないと思います」
Q:今回、優勝できた要因は?
「チーム全体が仲良かったり、一戦一戦やっていくうちにチームの輪というのが広がって、全員と話すことができて、コミュニケーションの部分で上手く発揮できたかなと思います。試合中とかも上手くしゃべることができて、私生活とサッカー面で話すことを大事にしていて、それがうまくいった要因だと思います」
Q:去年も決勝まで行った経験は、今年に活きていますか?
「キャプテンとか、10番の(菊地)たいち君とかと意識していて、インハイがつらいというのは自分とその2人と、一年から出ていたのは熊澤(和希)しかいなかったので、インハイはこんなんじゃ無理だというのはみんな気付いていなくて、(宮本)ゆうたくんとかたいち君とかが初めて選ばれた選手に上手く伝えてくれたというのはあります」
Q:インターハイの得点王まであと少しでしたけど、そこについては?
「そこは自分の弱さだと思いますし、大事な場面でセットプレーで得点が取れないというのが弱みというか、勝ち試合で取るのも大事ですけど、難しい試合で取れるというのが、注目されるべき選手だと思います」
(2)も近日公開するから、見れくれよな!
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