『キャプテンはつらいよ！？』のコーナーでは、サッカー部のキャプテンになってよかったことや、大変だったことなど、キャプテンの本音に迫る。今回は、香川西高校サッカー部の坂東キャプテンに話を聞いたぞ！



坂東 宥吾（ゆうご）
■ポジション：MF
■学年：３年
■身長/体重：168センチ/60キロ
■好きなタレント：大原櫻子
■自分の見てほしいプレー：「守備」

Q:キャプテンに選ばれた経緯から教えてください。
「１年生が入って来る前に決まったので、２年生と３年生の部員からの推薦です。部員一人ひとり、監督との面談があるんですが、その時、誰がキャプテンになるのがいいかと聞かれて、僕の名前を挙げてくれたんだと思います(笑)」

Q：どういうところが理由だと思いますか。
「僕自身はキャプテンに向いていないと思いますが、人前で話すことや、皆の意見をまとめたりすることは、それほど苦手じゃないので、そういうところかなと思います」

Q：何に気をつけていますか。
「サッカーでいうと、試合では人よりも声を出すこと、練習が始まる前や終わった後、学年に関係なくチームメイトに話しかけるようにしています。監督から、「どうや」って聞かれるので、そこで答えられないことがないように、いろんな選手と話をしています。寮生活なので、たとえば怪我人が出て、代わりに入る選手は誰がいいのか、というようなことも、みんなで食事をしながら話し合ったりします。あとは落ちているゴミを拾ったり、後輩が挨拶をしてくれたら、きちんと返すようにしています」

Q：難しいなと思うことは。
「これだけ部員がいて（現在100名）、いろんな考え方があるので、そこは難しいなと思います」

Q：坂東選手は特進コースで、勉強も大変だと思うのですが。
「練習が19時半頃に終わって、寮に帰って風呂に入って、20時半にまた学校に行って自習。22時頃に寮に戻るというのが毎日のパターンです。最初はすごく勉強が嫌いで、サッカーだけでいいんじゃないかと思っていましたが、先生と話をして、大学とか進路を考えるようになって、勉強は大事だなと思い始めたんです」

Q：このチームの良いところは。
「人数は多いですが、まとまりが良く、とくに３年生はすごいと思います。香川西と言えばサイド攻撃ですが、守備も堅いんです。守備は峰岸と楠本を中心に、キーパー中村、岩本、浪越が頑張っていて、前の選手もエースの高木をはじめ、個々の能力も高いチームだと思います。僕はキャプテンですが、いつも皆に助けてもらっているので、僕の負担は軽くなっていると思います」